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3/10 vsユベントス(アウェイ)

アタランタ総評

 前半から流動的にポジションを入れ替えるユベントスのマークに苦労していたが、粘り強い守備で決定機は作らせず、パスワークから攻めの形も作っていた。そんな中PA付近で獲得したFKをサインプレーで見事に沈める。後半はポゼッションを譲りカウンターからチャンスを作っていたが、徐々に押し込まれその勢いのまま同点に追いつかれ、直後の選手交代で落ち着かない隙をつかれボローニャ戦と同様に逆転を許す。しかし諦めなかったアタランタは一瞬の隙をついて再び追いつく。先制しただけに勝ち切りたかった一戦ではあったが、同点に追いつくという彼らの不屈の闘志を見ることが出来た。しかし劣勢の場面で立て続けに失点を重ねてしまうのは弱点であるので克服したいところ。ハードスケジュールも後半戦に差し掛かって来ている、疲労も溜まってきているだろうが、勝ち点3がそろそろ必要だろう。

スタメン

カルネセッキ GK 6.0
 前半のミレッティのヘディング、後半のキエーザのコントロールショットのセーブ、安定のクロス対応と素晴らしいパフォーマンスではあったが、厳しい状況から2失点を喫してしまった。

ジムシティ RCB→LCB 6.0 👟
 キエーザのマークに苦戦し、1失点目の場面では囲みに行ったところをマッケニーへの絶妙なパスを出され、2失点目もイリングにクロスを上げさせてしまったが、2得点目のスルーパスは見事だった。

ヒエン CB 5.5
 ミリクの対応に苦労し前を向かれる場面が度々見られた。ビルドアップ時のパスの判断もやや遅いように感じた。

スカルヴィーニ LCB 6.0 ↓67min
 左サイドでの起用にも適応し、左足によるフィードも正確だった。

ザッパコスタ RWB 5.5 ↓67min
 イリングやキエーザとのマッチアップでは抜かれる場面が多く、スピードの衰えを感じた。攻撃でもイリング相手に仕掛けることができず、クロスを跳ね返されていた。

エデルソン CDM 7.0
 スポルティング戦に引き続き、カバーリング力、ボールコントロール力を存分に発揮した。

パシャリッチ CDM 6.5 👟
 正確なサインプレーでコープマイネルスの1得点目をアシストした。カウンターの場面でも積極的に前にボールを運び、チャンスに繋げた。

ルッジェーリ LWB 5.5 ↓88min
 カンビアーゾとマッケニーのポジションチェンジへの対応に苦労し、カンビアーゾに抜かれクロスを上げられた場面ではなぜかしていたドヤ顔をカメラに抜かれた。相変わらずルックマンとの連携があまりよろしくない。

コープマイネルス CAM 8.5 ⚽️⚽️
 高いサッカーインテリジェンスと機械の如き精確な左足で2度もゴールを決め、チームの救世主となった。2シーズン連続の2桁得点を早々に確定させた彼が今季どこまで得点数を伸ばすか注目だ。

デケテラーレ RCF 6.0 ↓88min
 前線で前を向いてでタメを作りザッパコスタと右サイドからの攻撃を作っていた。もう少し中へ切り込む積極的な仕掛けを見たかった。

スカマッカ LCF 5.5 ↓57min
 ブレーメルとのマッチアップでも臆する事なく体を張るポストプレーを見せたが、抜け出しからもたついたり枠を大きく外れたシュートを打つなど、チャンスをふいにしてしまう場面も多かった。

途中出場

ルックマン LCF 5.0 ↑57min
 ドリブルにいつものようなキレがなく、ボールを足元に留めておくことにすら苦労していた。カウンターのチャンスでもボールを簡単に奪われてしまっていた。

トロイ LCB→RCB 5.5 ↑67min
 投入直後、不慣れな左サイドに配置され対応に困っているうちに追加点を入れられてしまった。ビルドアップでも持ち前のオーバーラップを見せることはできなかった。試合勘が戻っていないように感じた。

ハテブール RWB 5.5 ↑67min 🟨
 イルディズに完全に抜き去られ、イエローを出させられてしまった。攻撃でも有効な仕掛けは見せられなかった。トロイと同じく試合勘が戻っておらず、ユベントスの攻撃を抑えるには力不足だった。

ミランチュク RCF - ↑88min
 もう少し早く投入されていれば活躍を見せられていたかもしれない。

バッカー LWB - ↑88min
 ワンタッチのみ。もう少し早い投入ならば彼のスピードを活かせていたはず。

ユベントス総評

 前半からミリクのポストプレー、左サイドのイリング、キエーザのドリブル突破により攻勢をかけるも、決定機は迎えられないまま先制を許してしまう。後半はよりポゼッションを高めアタランタゴールまで迫っていくとその勢いのまま立て続けの2得点であっという間に逆転。前半から繰り返していた左サイドからの攻撃カンビアーゾとマッケニーのポジションスイッチが実を結んだ。その後一瞬の隙から同点に追いつかれ試合終了。タフな試合だったが最後のところで踏ん張り切れなかった。

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