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2/11 VSジェノア(アウェイ)

アタランタ総評

前節からスタメンを2人変更。ミランチュク、エデルソン(累積による出場停止)→スカマッカ、コープマイネルス(怪我からの復帰)、さらにシステムを3412から3421に。前半はタイトな守備で相手にシュートを打たせず、いい時間帯にスーパーゴールで先制。後半開始直後は押し込まれ、マリノフスキーへのチェックが遅れ失点するも、すぐさま勝ち越し完全に流れを戻す。そこから何度も決定機を作るもVARにも嫌われ、決めきれず。終盤はジェノアから猛攻を受けるも死守、カウンターから2点を追加し試合を終わらせた。語るにはどうしても長くなってしまうエキサイティングな展開を綺麗に終わらせる素晴らしい勝利。

スターティングメンバー

カルネセッキ GK 8.5
何度もスーパーセーブを見せ、アタランタのゴールを死守、まさに守護神だった。特にグドムンドソンの決定機を冷静に止めたのは素晴らしかった。終盤のジェノアのクロス攻撃にも果敢な飛び出しでパンチングで対応した。左足のフィードの精度が上がればワールドクラスのキーパーだ。

スカルヴィーニ RCB 7.5 ←88min
グドムンドソンへの厳しいマークでジェノアに決定機を作らせなかった。定番のなぜそこにいるのかゴール未遂の際はスパイクが脱げた状態でゴール。20歳らしい姿で喜びを表現し、ファンの心を掴んだことだろう。

ジムシティ CB 6.5
レテギのマークにやや苦しむも、空中戦では冷静に対応し、決定機を阻止した。前半のパスミスによるピンチはパシャリッチに救われた。

コラシナチュ LCB 7.0 🟨
激しいプレスで相手のパスをカットし、カウンターに繋げた。イエローカードはルッジェーリのミスのカバーのため仕方ないだろう。

ホルム RWB 6.0 ←57min
上下に奔走し、常に味方からパスを受ける動きを続けた。後半は相手の活性化した攻撃にやや混乱させられた。

デローン CDM 7.0 🟨
いつも通りではあるのだが、激しいプレスで相手の攻撃を摘み続けた。マリノフスキーとのマッチアップも多数。3点目のシーンではパシャリッチに渡す機転を効かせ、ゴールに繋げた。イエローは厳しい判定だったのでは。

パシャリッチ CDM 8.0 👟
中盤の繋ぎ役として、常にカウンターの起点になり続けた。アシストも含め、全得点に絡む活躍を見せた。特に2点目のファールを誘う突破は好調を感じさせる。さらに味方のミスからのピンチも阻止するなど、守備面も活躍。欲を言えば、何度かの決定機を決めてくれていれば、もう少し早く試合が決まっていた。

ルッジェーリ LWB 6.0 ←95min
サベッリに対応し、クロスを上げさせなかった。後半のヘディングシュートは惜しかった。ビルドアップ時のボールを残す意識は良いことだが、たまにミスがピンチに繋がってしまう。

コープマイネルス RCF 8.0 ⚽
綺麗すぎるFKで復帰弾を決め、試合の流れを完全に戻した。復帰直後にも関わらずフル出場、前線からのプレスで相手にうまくビルドアップさせなかった。今季すでに6ゴール目、2シーズン連続の2桁得点なるか。

デケテラーレ LCF 8.0  ←57min ⚽ 🟨
前節からの好調を維持し、前半圧巻のショーを見せてくれた。ゴールシーンはファーストタッチから大空翼ばりのドライブシュートまで全てが異次元だった。後半は動きが少なく、交代となった。表情が曇っていたので何か酷いことを言われたのではと心配。

スカマッカ ST 5.0 ←57min
1点目のシーンでは綺麗な落としを見せるも、それ以外ではボールロストが目立ち、シュートはFKのブロックされた1本といいところを見せることは出来なかった。早く目を覚ましてほしい。

途中出場

エルビラル ST 6.0 →57min ⚽
シーズン前の長期離脱から復帰し、ついに初出場。トラップミスやパスミスなど試合感がまだ戻っていないは確かだろうが、ゴールを記録し何よりのアピールを見せた。まだ選手の特徴は掴めないが、調子を戻しセリエのサッカーにも慣れればスカマッカからの定位置奪還もあり得るか。

ミランチュク LCF 7.0 →57min 👟 🟨
好調を維持し、1月のPOTMにまで選ばれるもベンチスタート。慣れないLCFではあったがフィジカルとテクニックを駆使してボールをキープ、さらにクロスからアシストまで記録。イエローのシーンはそこまで遅延させてなかったようにも見えるが。ルックマン復帰後のスタメン争いに期待が沸く。

ザッパコスタ RWB→LWB 7.0
古巣への恩返し弾を決め、さらにリスペクトを表現しジェノアファンからも祝福される。やはりLWBが本職なのだろうか。

トロイ RCB 6.5 →88min
終盤のジェノアの猛攻にも冷静に対応した。

ハテブール RWB -
ヘディングワンタッチのみ

ジェノア総評

前半から前2人を中心とする攻撃、スタジアムと一丸になっての激しい守備で善戦していたが、一瞬の隙で失点。後半は開始早々から勢いある猛攻で1点を返すも、直後に失点してしまうペースは失速。マルティネスのスーパーセーブ連発で凌ぎ、終盤はパワープレで押すも、アタランタの高い守備を崩すことはできず、カウンターから2失点。勢いはよくかなり手強かったが、点を取られる時間帯が悪かった。

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