雑感 2023/6/19 「夢の続き」のまた続き
やっぱりね。きっとそうなるだろうと思った。
おめでとうございます。さすがです。黒柳先生。
そして、ひと安心。だって、これだけ豪語したのだから(笑)。
今回の受賞についての思うところを。
私は、この記事をSOPHIAファンではない、SOPHIAを知らない人が読んで何を感じるのかに、とても興味がある。
この記事が、受賞前の時点で、このタグで書かれた記事の中で最も多いと言ってもいいスキを集めていたのは知っている。
そのうち、どれくらいの数が黒柳ファン、SOPHIAファンだったのかは分かりえない。(さすがに、スキした人を全部追っていくほどのガッツはない)
でも、ほとんどがSOPHIAに興味関心がある人なのだろうと思っている。
そういう意味で、これからどれだけスキが増えていくのか、非常に興味がある。
ここは、前回の保護猫の話とは、大きく趣を異にするところだ。
私はSOPHIAファンであり、黒柳ファンなので、この記事を読むととても感慨深いと感じる。
それは、彼らが、そして彼らとともに生きてきた私自身が、どんな時間を越えて来たかがよく分かるからである。
このあたりは、先に引いた私の記事にも書いたところ。
そして、先日6月13日のファンクラブイベントで、コロッケサンドが現れてしまったりなんかすると、飛び上がって「あ、黒柳のnoteのやつじゃん!!」ってなってしまう。
まぁ、私が知らなかっただけで、有名な話のようではあるが。
なんにせよ、紆余曲折を経てデビューし、一度は売れて、でもそれは長くは続かなくて、活動休止もして、それでもまた戻ってきたSOPHIAの黒柳がこの話をすることに、私は、胸を突かれる。
選者の評を読んだ。
曰く、「安易なエモさに頼りすぎだ」と。
私は、これには賛同しかねる。
確かに「安易な」と前置きされているが、エモさなくしてこの手のコンテストは成立しないのではないかと思ったりする。
そもそも、この黒柳の記事だって、見る人が見れば「安易なエモさ」だろう。
彼が、曲がりなりにもメジャーデビューして活動している現役プロベーシストである、という点が評価されているだけではないか、という評も、きっとあるに違いない。
というか、そう言われている気になる。
それでも。
私は、ここに込めた黒柳の思いに心揺さぶられる。
私は、5人のSOPHIAに出会い、その5人それぞれがそれぞれにかっこいいことを知っている。
そして、そんな彼らが、そんな彼らが紡ぐ音楽を、大切に大切に思っている。
だから、休止明け、不安でたまらなかった。
他ならない、黒柳が戻ってくるのかどうかが、不安で不安で。
「5人でいることが大切」。
どれだけ重い言葉だろうか。
これを黒柳の口から聞けることが、どれだけ幸せなことか。
これは、彼らの背景を知らない人には、決して理解できないことだ。
静かに、熱く語る黒柳。
20年以上、その姿を見続けてきた。
そして、彼が見ている夢を、私の夢として追体験してきた。
きっと、夢は続く。
果てしなく。ずっと。これからも、一緒に。