空弾シオン

街や集落を点々として小さい神社を周遊するなにか。

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街や集落を点々として小さい神社を周遊するなにか。

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SNSに生活圏の写真をあげると特定されやすくなる理由

『SNSに自宅や職場付近の写真をあげるな』Twitterでは定期的に上がる話題です。 場所の特定は意外と簡単でわかってしまうものだよ、という注意喚起で行われるのを年一くら…

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開拓を願われた神様の今

美しい北の大地、北海道。その土地は夏は儚いほどに短く、冬は凍てつくほどに厳しい。 JR北海道もまた、経営が厳しいことで知られる。廃線だけでなく廃駅も年々行われてい…

空弾シオン
2週間前
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最期に故郷に残した神社の話

古い集落を探索していると、よく昔あったものを耳にする。 「温泉宿があった」「郵便局があった」「棚田がどこまでも広がっていた」等々。 それらの集落を構成していた要素…

空弾シオン
7か月前
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SNSに生活圏の写真をあげると特定されやすくなる理由

SNSに生活圏の写真をあげると特定されやすくなる理由

『SNSに自宅や職場付近の写真をあげるな』Twitterでは定期的に上がる話題です。
場所の特定は意外と簡単でわかってしまうものだよ、という注意喚起で行われるのを年一くらいでよく見られます。しかし具体的にどういった経緯で分かってしまうのか、意外とピンと来ていない人が多いと思われます。
…どういったところから自宅バレするの?
この記事を見たら、とてもじゃないけどその場で写真をあげなきゃいけないBeR

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開拓を願われた神様の今

開拓を願われた神様の今

美しい北の大地、北海道。その土地は夏は儚いほどに短く、冬は凍てつくほどに厳しい。
JR北海道もまた、経営が厳しいことで知られる。廃線だけでなく廃駅も年々行われている。

北海道の第二の都市の旭川と最北端である稚内を結ぶ宗谷本線もまた例外ではなく、全駅の半分以上が廃止候補に挙がっている。
2025年春には「抜海(ばっかい)駅」「雄信内(おのっぷない)駅」「南幌延(みなみほろのべ)駅」の三駅が廃止され

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最期に故郷に残した神社の話

最期に故郷に残した神社の話

古い集落を探索していると、よく昔あったものを耳にする。
「温泉宿があった」「郵便局があった」「棚田がどこまでも広がっていた」等々。
それらの集落を構成していた要素が徐々に消えていって、ついには集落そのものが維持できなくなったとき、果たして最期に残るものは何が多いのか考えることがある。

集会所、蔵、バス停、作業小屋、墓……。
そして、きっと神社もその一つだろうと思っている。実際、車で山奥を走ってい

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