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リモート就業環境のさらなる向上を目指し、社内イベントを開催!「天下一披露会」が生み出す、気づきと発見のコミュニケーション

あしたのチームでは、メンバーの自由度の高い働き方を実現するため、リモート就業環境の整備に力を入れてきました。全国で活躍するメンバーの多くが、各種制度を活用しながら仕事のパフォーマンス向上に務めています。

今回お伝えするのは、2024年4月から3ヶ月間にわたり開催された社内イベント、その名も「天下一披露会〜オラにおめぇのリモート環境をわけてくれ!〜」について。このイベントは、メンバー間のリモート環境・使用ツールを紹介し合うことを目的に実施されました。

主催はプロダクト部の中村 鷹有と無量井 健の2人。企画の背景から実施にあたっての工夫、情報共有の場を設けたことのメリットなどについて、お話を聞きました。


プロフィール

プロダクト部 中村 鷹有(写真・左)
2023年10月入社。パフォーマンスマネジメントプラットフォーム『Cateras™』のフロントエンドエンジニア。業務ではイヤホン・ヘッドフォンを使わない派。周囲の音を拾わずに、自分の声だけが届くようなマイクセッティングがこだわり。

プロダクト部 無量井 健(写真・右)
2024年1月入社。『Cateras™』のバックエンドエンジニア。リモートワーク経験が長く、自身の就業環境にも自信あり。モニターアームがお気に入りで、肩が凝らない&地震の揺れに強いことのメリットを感じている。モニターは3枚使い。

情報共有イベントで、より良いリモート就業環境を

──さっそくですが、「天下一披露会」の概要を教えてください。

中村:メンバー同士で「どのようにリモートワークの環境を整えているか」を共有し合い、普段使用している製品のメリットやデメリットを話し合う場が「天下一披露会」です。

お互いに質問をしたり感想を伝えたりしながら、リモート就業環境を改善するきっかけになればと考えました。

無量井:アニメ『ドラゴンボール』の天下一武道会にちなんだネーミングですが、競い合うわけではなく、共有の場であることがポイントです。そこで副題は「オラにおめぇのリモート環境をわけてくれ!」としました。

──イベントを企画しようと思ったきっかけは何だったのでしょう?

中村:雑談の中から偶然生まれたんですよ。私は自身の見識を広げるため、プロダクト部の会議だけでなく、ビジネスサイドの各事業部が開催する勉強会やミーティングにもよく顔を出しています。

その時に参加者から「そのマイク、いいですね!」と声をかけられたんです。そこから「リモートワークで活用しているツールをみんなで共有し合えたら、社内の生産性が上がりそうだね」と話が広がりました。

Web会議システムで会話中の中村さん。マイクも背景も気になる

中村:これが2024年2月26日の出来事で、じゃあやってみようかなという軽い気持ちで、私のリモート就業環境を紹介するところから始めようと思ったんです。

すると直後の3月1日に、本当にたまたまですが、「リモートHQを5月1日から導入します」と社内通知がありまして。

これまでの制度では、リモート環境の構築にあたっての費用を負担する「リモート手当」が会社から支給されていました。そこから、マイクやディスプレイなどの機器を個々人が会社の設定したポイント内で自由にレンタルできる「リモートHQ」というサービスを使う形に変更されたんです。

それならタイミングもちょうどいいなと思いまして、本格的に運営メンバーを募って、社内イベントとして立ちあげることにしました。そこで声をかけたのが無量井さんです。

リモートワーク歴が長い無量井さんのデスクはこだわりのツールでいっぱい

無量井:Discord(コミュニケーションツール)にログインしていたら急に声をかけられまして(笑)。びっくりしましたが面白そうな取り組みだと感じたので、やるならウェルカムですと返事をしました。

最初の企画会議をしたのが3月8日で、その日に「天下一披露会」という名前も決まり、本格的に始動することとなりました。

継続的なイベントだからこそ、運用負荷を最低限に

──運営はどのように進めたのでしょうか?

中村:運営は私たち2人だけなので、事前に「どんなリモート環境を構築しているか」についての社内アンケートを取り、イベントに登壇してほしい方を探すところからスタート。ほかのメンバーにとって役立ちそうなリモート環境かどうかを検討して、声をかけました。

無量井:複数人にアンケートを取ることで、社内の人たちがどのようなことに困っているのか、傾向も見えてきたんですよね。同時にその悩みや課題を解決できそうなリモート環境をすでに構築している人もいて。

そこで、アンケートから浮かびあがってきた「共通する課題感」をもとに、各回のイベントのテーマを設定しました。

リモートワークツールの悩みを分類して「オーディオ」「キーボードとマウス」「デスク周り」など回ごとにテーマを決めたんです。そのうえで、アンケート回答者の中から各ツールにこだわりを持つ人に声をかけていきました。

中村:事前準備期間を経て、初回の「天下一披露会」を実施したのは4月8日。コーポレート企画部から社内交流会に出張してほしいとリクエストをもらい、シャッフルランチ(※他部署のメンバーとの交流を目的とするランチ会)で「出張版天下一披露会」を臨時開催した6月13日まで、全6回のイベントとなりました。

──通常業務もある中で忙しかったと思いますが、運営面で工夫したことはありますか?

中村:アイデアを出すのが私で、企画や運営の改善は無量井さんが担当してくれたんですよね。効率化できる点をとことん削ってくれました。

無量井:企画や準備を進めたのが年度末だったこともあり、業務の負担にならないよう工夫をしました。1回きりの実施なら多少無理をしても良いと思いますが、継続させる前提であれば負担を感じない仕組みが大切です。

開催日をスキップしたりフェードアウトしたりが発生しないよう、フォーマットだけを決めてどんどん進める形にしました。発表時間は5分、スライドは数枚程度のシンプルなものが基本。質問や相談についても、イベント後のアンケートで回収するのではなく、当日その場でのQ&A形式としました。

シンプルな発表形式とはいえ、有用な情報が満載!

仕事のパフォーマンスを高める新たな発見が続々!

──実際にメンバー同士でリモート就業環境をシェアし合うことで、どのようなメリットが感じられましたか?

中村:自分のリモート環境の良い・悪いは比較しないと見えてこないと思うので、その点が明らかになったのは大きなメリットだと思います。

業務内容が近い人たちがどのような環境で仕事をしているかがわかると、リモートHQのサービスを使って積極的に機器を借りようという動機に繋がります。せっかくの社内制度なので、活用したい。でも何を借りようか・・・・・・と迷っていた人にとって、役立つコンテンツになったのではないでしょうか。

無量井:実際に使用しているメンバーから、ECサイトのレビューからは得られない情報、あしたのチームの職場環境に合った具体的な感想が直接聞けますからね。

──天下一披露会で印象に残っているエピソードがあれば教えてほしいです。

中村:カスタマーサクセス部のメンバーで、デスク周りの色味をすべてベージュで揃えていた方がいましたよね。エンジニアだと黒系に偏りがちなので、かわいいデザインやおしゃれな色で統一するのはすごくいいなと思いました。

無量井:効率を求める派と見た目も含めてテンションを上げたい派、大きく2つに分かれていたのも面白い発見でした。自分も過去にキーボードを光らせていたことがあったので、同じような考えを持つ人があしたのチームにいたのは嬉しかったです(笑)。

あと、プロダクト部のメンバーではよく使われている製品も、ほかの部署ではメジャーではないこともあって意外でした。

中村:持ち運びができるスピーカーを使っているメンバーがいたのは個人的にびっくりしましたね。スピーカーって固定された机の上で使うものだと思っていたので、なぜ持ち運び用を選んだのだろうと。話を聞くと外回りの機会が多いので、外でも取り出せることはメリットということでした。

無量井:リモート就業環境と一口にいっても、最適解はさまざま。天下一披露会を開催したからこそわかったことですよね。

副次効果は、コミュニケーション頻度と密度の向上

──最後に、天下一披露会の感想を聞かせてください。

中村:「やってよかった!」というのが素直な気持ちですね。全社共有している天下一披露会の録画データは現在も活用されているようですし、当初考えていた「リモート就業環境を共有し合って改善する」という目的は達成されたと思っています。

労務総務グループから、天下一披露会は「リモートHQ」導入の社内周知・社内浸透にも繋がっている、との感謝の声をもらえたのも嬉しかったです。

無量井:おそらく、機器レンタルのハードルをぐっと下げられましたよね。イベントの副次効果として、社内でのコミュニケーション頻度や密度も上がったと感じています。

私の場合、相談してもらえる機会も増え、今ではすっかり「キーボードおじさん」として周囲に認知されています(笑)。

中村:今後もリモート就業環境の面で改善できそうな取り組みがあれば、積極的に手を挙げていこうと思います。Slack上にリモートワークに特化した雑談チャンネルを作って、ワイワイ話し合える場にするのもいいかもしれませんね。

取材協力:CASTER BIZ recruiting

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