丁寧な生活がしたい
ふと、そう思った。
いや、厳密には「ていねいな人のロールプレイをやってみたい」。
そう思った。
四か月ほど前、福田ナオ絵さんという方がなか憲人さんという方のおうちに遊びに行ったレポがTwitterに上がった(いつまでもTwitterはTwitterです)。御二人の面白い掛け合いを可愛らしい絵柄で表現されていて、とてもお気に入り。ブックマークにいれて今でも読み返したりしている。
その中でもとても印象に残っている場面がある。
福田ナオ絵さんがなか憲人さんのおうちを見たり料理をごちそうになったりしたあと、「『ていねいな生活』がお得意なんですね!」と話す。そうするとなか憲人さんは「私はザツな人間ですよ」「『ていねいな人のロールプレイ』をやってるだけなんです」と返す。
これ、もうオモロすぎる。
「ていねいな人のロールプレイをやってる」。そんな表現をしていいんだって驚いた。多分、丁寧な生活に憧れている人はたくさんいる。そりゃもう沢山。世の中には自分には到底できないような丁寧な暮らしを動画にしてあげている人もいる。需要があるからそういう動画をあげてくれる人がいるのだ。
でも、丁寧な生活の反対はぐーたらな生活だ。
二度寝をしてお昼に起きてインスタントラーメンを食べてSNSをぼんやり見ながら夜を迎える。そういう生活も嫌いじゃない。ただ、不健康であることは確かだと思う。想像したときの清潔感も丁寧な生活と段違いだ。
健康は財産だ。出来ることなら生きている以上は健康で居たい。
とすると、丁寧な生活というものはとても合理的だ。
健康で居られて、もしかしたら、丁寧な生活をすることで心や時間に余裕が生まれて新しいことが始められるかもしれない。そう考えると、いてもたってもいられなかった。
「ていねいな人のロールプレイをやりたい」。
素直に丁寧な生活を送りたい、でいいじゃないかとも思う。
ただ、自分の性格を考えるとどうにもその意識でできる気がしない。
どこか、ひねったことをしないと。楽しさがないと続かない気がする。
ほんとうの自分はだらしないけど、今はロールプレイ中だから。そういう期間だから。本当は珈琲飲みたいけどノンカフェインにしちゃうもんね、丁寧な生活だね、みたいな(ノンカフェイン=丁寧っていう意識はあっているのだろうか)。ちょっと素直じゃない意識じゃないと、できない。自分のひねくれ具合は自分が一番よく知っている。
そんなわけで、ていねいな人のロールプレイを始めたいと思う。
まずは手始めに早起きからだ(厳密にいうと、目が覚めたらすぐに上半身を起こすことからだ)。それから白湯を飲んだり朝食を摂ったり…できればいいなと思っている。
成功してもしなくても、明日の朝にもう一度noteを更新しようと思う。
誰からに評価されたいわけではなく、備忘録のために。
さて、明日は雪が降るかもしれない…とのことだが、どうなることやら。
日付が変わった時点でていねいな生活ではない気がするが…。ていねいな人のロールプレイ前だから仕方がないね、そろそろ寝ます。