[FPS]マウスの持ち方、握り方について
マウスの持ち方は人それぞれ。プロプレイヤーを見ても多種多様な持ち方の選手がいます。おそらくAIMのいい人はみんな自分の持ち方を信じているのではないでしょうか。だって結果が出ていますからね。なので私も自分が正しいと感じた持ち方論を展開していきます。
マウスを水平に動かせるようにしよう
多くの場合、敵は横へ水平に動きます。なのでマウスを水平に動かすことが当然のようにできていると、余裕ができ、他のことに意識を集中させることができます。もし斜めに動いてしまう様なら、持ち方を変えて矯正させる必要があります。
水平に動かせるかテスト
まずペイントソフトを起動します。ない場合は、Windowキー+Wで、Whiteboardを起動します。普段FPSをする時の姿勢、環境にして目を閉じてください。そのまま左クリックしながら左右にマウスを振ります。頭の中では敵を追いかける時を想像していてください。10回ほど振れば終わりです。
以下、私の結果。
手首を大きく動かした時は歪んでしまいますが、手首がフラットな状態、真ん中の方は真っ直ぐ動かせていることがわかります。少なくとも中心辺りは真っ直ぐ動かせている必要があります。
斜めに動いてしまうと起こる悪影響
画像の赤い横線のようにずれていた場合、敵が横に動くたびに高さがずれます。VALORANTのように小さな頭を狙うゲームだと、左に動かれるだけで、横軸があっていても弾が当たりません。また、多くのFPSでは真下にリコイル(銃の反動を制御すること)するものですが、軸がずれているせいで真下に動かすのが難しくなります。リコイルの質も下がってしまうので、やはり水平に動かせるようにしておくに越しません。
矯正のやり方
方法は簡単で、マウスの角度を変えるだけです。
自分に合ったマウスの傾きは見つかったでしょうか。一度の矯正でうまくいかなくても、少しずつ角度を変えていけば水平に動かせるようになります。
指から力を抜こう
マウス操作に慣れていない人は、マウスを強く握ってしまうことがあるのではないでしょうか。緊張からもあると思いますし、気持ちはわかるのですが、基本はどんな場面でも指に力を入れないでください。
なぜ力を抜くのがいいのか
指の力を抜くことで、繊細な動きをすることができます。AIMにおいて指の操作は1mm単位のマウス移動を担当しています。1mmの違いで当たるか当たらないかが決まります。
指に力を入れてるとどうなるか
ペンを握っているとき、針の穴に糸を通す時、集中しすぎて指に力が入ることがあると思います。指の先が真っ赤になるほど力を入れていると、逆に指が震えてうまく動かせない経験があるでしょう。
マウス操作においても同じことです。確かに力を入れているとマウスが軽く感じるかもしれませんが、よく見るとマウスカーソルが震えているのが見えると思います。この状態ではとても繊細な動きはできません。
具体的にどれくらいの力加減か
とはいえ、まったく力を入れないのではマウスを掴むこともできないので、最低限入れる必要はあります。多くの人に感覚を伝えたいので、いくつかの例を考えてみます。
指の腹の肉がつぶれない程度
卵を握るときの力加減
そもそも握ろうとしない。指は添えるだけ
まとめ
今回は自信をもってお伝えできるマウスの持ち方を書いてみました。FPSを初めて日が浅い方、AIM力の成長に限界を感じている方に届けばいいな、と思います。マウスの持ち方はこの程度しか書けませんが、AIMの理論についてはまだいくつかあるので、またいつか記事にしようと思います。