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なぜ私は本を読むのか。

なぜ、私は本を読むのかを考えてみた。


ちょうど一年前、1年間に読む冊数を決めてみた

去年の今頃、読みたい本があるときは買ったり、図書館で借りたりして読むけど、読まないときはまったく読まないな~、なんてふと思ったわけ。

本を読まないでいると、頭の劣化が加速するような気がしていたので、「よし来年(2023年)は1年間読書する冊数の目標を定めたるで~」とゆるい感じで35冊/年という目標を決めた。

で、実際どうなったか

1年間に35冊の本を読むということは、毎月アベレージで3冊読んでいれば余裕でクリアできるわけですよ。

居住地の図書館で予約をした本が届いたり、たまにふらっと立ち寄った本屋で買ったりしていると、まあまあ目標は達成できるわけですよ。

おもしろい本はサクサク読めるので、月に3冊なんて簡単に上回る。
反対に、内容が難しい専門書や興味の薄い専門書(なんでこんな本買ったんだ/借りたんだと思いながら読んでる)だと読むスピードが牛歩のごとくとなる。

結局、現時点(2023年12月14日)で34冊読み終えているので、目標は余裕で達成できそうなわけですが、ここで思うところがあったんですわ。

「あれ、俺ってなんで本よんでるんだっけ?」

質より量になっちゃってました

年間35冊読もう! と思ったときは、頭の劣化をすこしでも遅らせるため、という目的だったのが、いつの間にか読む冊数を消化することが目的となってしまっていました。
こんなんなりがちなのよね、自分。
手段が目的化するの俺あるある。

そうなってくると、もうね。楽しくないのよね。
そして気が付いたことがもう一つ。
本は必ず最後まで読まなきゃならない信仰があるらしい、自分には。

そういった(ごくごく軽い)強迫観念があるから、余計に楽しめない。
あんまりハマらない内容の本を読んでいても「最後まで読まなくては、1冊読んだとカウントできんぞっ!」とか思いながら、もうね、ペナントレースでクライマックスシリーズ行きの可能性も消えたのに戦ってる消化試合みたいになってるの。

立ち返ってみた

そんなんなってたから、いまいちど本を読む目的に立ち返ってみた。
やはり、楽しくないといかんよね。読んでいて。
無理に読みたくもない実用書とか専門書(←これは仕方ない面もあるが)を読もうとせずに、好きな小説とか読みやすいものをエンタメの一媒体として読めるのがいいな、と。

あと年間〇〇冊読む! とか目標もやめる。
これは自分の性格上、目標達成が目的になってしまうから。
薄くてあまり興味のない本をたくさん読んでも、自分にとっては(というか多くの人にとってそうだろうけど)読書の意味はないだろうから。

エンタメだけが目的でなくて、やはり新しい考え方とか、創作物への驚きとかも求めているので、そういったところを重視して作品探しもしたいね。
って、自分に刺さるものが毎回ホイホイ見つかるわけでもないだろうけど。


その目的ならマンガでもいいんじゃね?

ここで、エンタメとか新しい考えとかとかとか、ってことが目的であれば本じゃなくてマンガ(自分はマンガは本とは異なるものとして整理してます)でもいいんじゃなかろうか、という考えがでてきた。

うん、いいんじゃないか。(あっさり)

自分の気分に任せて、本 or マンガを楽しんでみよう。

まとめ

なぜ、私は本を読むのかについて考えてみた。
考えたけど、特にまとまらず。
今年も残り2週間ちょっと。
俺オブザイヤーの本でも選考しながら年末を迎えたいと思います。

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