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欲に対する考察

お久しぶりです、あすみです。
突然ですが今日からちょっとした小話マガジンを始めます。
ほとんど日常のよもやま話、ときどきスピリチュアルな感じになると思います。

それでは早速。
今日ふと思いついたことなのですが。

皆さん、「無欲であることは良いことだ」と思うことはありますか?

私はあります。


私の母は専業主婦だったので、あまり自分のことにお金を使わない人でした。

家族のために家事をすること、家で静かに平和に淡々と暮らすことで満たされるタイプです。


一方私はいろんなことをしてみたい、いろんなものが欲しい、いろんなところに行ってみたいタイプ。

淡々としたルーティンのみの暮らしだと人生の消化試合をこなしているだけのように感じてしまうことも。


なので若い頃は、どうして母のように無欲に暮らせないのかと自分を責めることも多かったです。

そして今、周りの若い人たちの話を聞いていると同じような悩みを抱えている人もいます。


あなたの周りに無欲で清貧に生きている人はいますか?

その人は本当に無欲なのでしょうか?


私は、その「無欲に見える人」にもいくつかタイプがあると考えています。



①本当は我慢している

一番多いのではないかと私が踏んでいるのはこちら。

私の母が実はこのタイプでした。私が幼い頃、同級生のお母さんでブランド品を身に着けて小綺麗にしている人を見ると家でボロクソに悪口を言っていました。

そしてそんな暮らしを続けた結果母は病気になりました。

治ったあと、近所の方に誘ってもらってパートを始めた母はお小遣いを手にしたことで身なりを整えて、病気だった頃より小綺麗になり若く見えるようになりました。



②今生の目的が「修行」

①と真逆で、心から無欲な人もいると思います。かなり少ないと思いますが。

ホロスコープを見たりその他の診断などでその人が生まれてきた目的を知ることができたりしますが、ガチで修行のために生まれてきている人もいます。

私は私、と淡々と暮らすことで修行しているのだと考えられます。

私の身の回りでこのタイプの人は見たことがないので詳細はわかりかねますが。


③脳内物質の出方が普通じゃない

このタイプも結構いるんじゃないかな?

例えば野球の大谷選手。彼の勝利へのこだわりはすごいですよね。

酒や遊びを我慢して自分を整え勝利していますが、勝利へのこだわりが強すぎて「我慢している感覚がない」のでしょう。

酒や遊びのせいで負けたら、そのほうが辛すぎて無理というね。

そしてそのぶん勝てたとき、アドレナリンとか脳内物質がドバドバ出るのではないかと私は仮説を立てました(妄想ともいう)。
普通の野球選手が試合に勝ったときに出るアドレナリンの量が100だとしたら大谷選手は1000とか5000とか出てるのでは?


あと、たまにいる「貯金が趣味」という人。

もちろん誰もが通帳の残高が増えたら嬉しくなりますが、普通の人が残高増えたときに出るアドレナリンが100だとしたら、貯金が趣味の人は1000ぐらい出てるのではないでしょうか?


あと、いわゆる「バカ舌」タイプもここに分類できそう。

本物のビールを飲んだときに出るアドレナリンが100だとしたら、第3のビールでも99.9出るとか。

バカ舌というと悪口に聞こえますが、ちょっとした幸せを沢山感じることができるのでかなりオトクな人生だと思います。正直羨ましい。

なぜそういう人が羨ましいのかというと、私は普通に生きるだけでコストがかかるタイプなんです。
例えば肌が極端に弱く油断するとすぐ皮膚科に駆け込む羽目になりますが、皮膚が丈夫で元々きれいだからスキンケアにお金も時間もかけなくても大丈夫という人、いますよね?

生活の全てにおいて割と何でも大丈夫、適当で大丈夫という人も一定数存在するのです。

逆に私のように皮膚だけでなく全てにおいて気をつけないとすぐ病院沙汰になる人間もいます。こればかりは生まれ持った体質なので、努力で直せない部分がほとんどです。


そして割と何でも大丈夫という人は仕事や恋愛にこだわりが強かったりしてバランス取ってるというのも、あるある。

そういう真逆のタイプの人間が親子として生まれてくることも、あるある。



ビールの話に戻りますが、本物のビールより第3のビールのほうが美味しいよ!という人もたまにいますよね。

そういう人はいわゆる「変人」扱いされますが、他者にも第3のビールを強要してくる等の迷惑行為でなければそれは「個人の趣味」なので、尊重していきたいものです。

安物の方が美味しく感じるというのは格付けチェックでもよくあるパターン。

人間、慣れてるもののほうが安心するので快楽物質の分泌量が増えるのでしょうね。

(もちろん安いもののほうが理由があって本当に好みだったりする場合もあります)


そんなわけで、一見無欲に見える人が本当に無欲なのか?ということについて考えてみました。
女遊びや買い物が止まらなくてトラブルになったりしたら勿論大変なことで治療する必要がありますが、美味しい物を食べたい!可愛い服がほしい!なんて欲求は我慢しすぎると活力がなくなって全てにおいてやる気を失ってしまい後々ちがう大変なことを引き起こしてしまうので、適度に自分のご機嫌をとって生きていきたいものですね!

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