茶の湯の茶碗ーその歴史と魅力ー
11月1日は炉開き
お茶ではお正月みたいな日
先月、10月4日にお世話になったお茶の先生が逝去された。
お茶のことを思い出すそんな出来事があったり
仕事場から近いこともあり
中之島 香雪美術館を訪れる。
その日は平日だけど夜間19時まで入館ができた。
人は少なく、私の他には2〜3名くらい女性の方が見えた。
ここへきたのは、はじめてだった。
表題にもあるようにお茶碗の展示
私はあまり楽茶碗が好きではないのだけれど
そんな私でさえ 魅了されるような
なんとも佇まいのあるお茶碗たちが展示されていた。
もう、お茶碗の新地状態
(しらんけど)
別嬪さんだらけというか
やっぱり何か違うのである
その存在感や照りや佇まいが
一つ一つなにかしらただならぬ魅力がある
松平不昧などの御歴々の方々に
気に入られるだけの何かが
いや 気に入られて 愛でられることで
単なるお茶碗ではなくなったのか
う〜ん そのどちらもなのか
だけどさすがにお茶碗ばかり見ていると
ちょっとくたびれてしまった
会社帰りなのもあるだろう
村山龍平氏の関係する建築物及び歴史、
お屋敷の中や玄庵(げんなん)の再現なんかもあって
窓の間から見える現代の建物と
それらの歴史が交差する感じも面白かった。