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熱中症対策について

こんにちは アスピア安全・業務推進室のHです!
日頃、私たちの部署で進めている、安全管理、DX推進、SDGs関連、
CSR活動関連の記事を記載させていただきます。
よろしくお願いします。

さて、8月末にもかかわらず暑い日が続いておりますが、
それでも信州の空には秋を予感させるような雲がみられるように
なりました。トンボもたくさん飛び始めています。
それでも日中は30度を超える日が連日続き、
作業所で働く社員、そして各協力業者の作業員の皆さんは、
大変厳しい環境下で働かれており、本当に頭の下がる思いです。

この暑さで心配されるのは熱中症です。
熱中症は職場で発生した場合は、労働災害扱いになることがあります。
当社では労働災害発生防止のためにも、熱中症対策を積極的に推進して
います。具体的にあげると、
 ・作業所向けのスポーツドリンクの支給
 ・作業所内自動販売機の熱中症対策商品の購入費用の補助
 ・熱中症対策用の飴、ゼリー等の支給
 ・空調服の支給
 ・夏用作業着の支給
 ・WBGT計及び表示板の支給 など
できることを考えなら実施しています。

そして昨年から遮熱ヘルメットの導入を開始しました。
ミドリ安全さんの商品で、ヘルメットの素材に遮熱材が
練り込まれております。また帽体には空気穴がたくさん開いており、
ヘルメット内の通気性が良いのが特徴です。

実際に古いタイプのヘルメットと比較検討をしてみました。
屋外に古いタイプのヘルメットと、遮熱ヘルメットを置き、
30分後の温度変化を、サーモカメラを使って確認してみました。

30分後サーモカメラで撮影してみると次のようになりました。

少しわかりづらいのですが、左側の古いタイプのヘルメットは42度位の
薄い紫色になっていますが、右側の遮熱ヘルメットは遮熱材の効果で、
濃い紫色の36度位にとどまっています。 
温度の差は僅かかもしれませんが、頭の上に体温以上のものを被るか、
それとも体温と同程度のものを被っているかでは全く異なります。
また今回の検証では確認できなかったのですが、
ヘルメットに空いている通気口により、ヘルメット内の熱くなった空気が
こもらずに、空気が循環されるため、快適性が維持されるため、社員からは好評を得ています。今回改めて検証してみて、効果の確認ができましたので、継続して使用していきたいと思います。

近年、夏場の温度が上昇してきており、熱中症リスクが高まってきています。それに合わせて新しい熱中症対策商品が出てきています。
熱中症予防に関するアンテナを広げ、引き続き有効な対策を
講じていきたいと考えています。
また皆さんからも有効な対策、自社ではこんなことをしているなど、お教えいただければ幸いです。


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