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ポプラの木_第三章サーカス③
明日の風
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真知子はおちついて「こんにちはお母さんですか、私、斎藤君と同じD組の河合真知子と言います。斎藤君が暫く学校を休んでたので心配で様子を見に会いに来ました」と正直に母親に話した。
「それは心配していただいてありがとう、挨拶が遅れたけど、私信哉の母の麻沙子です。よろしくね、実は先週信哉が、体の調子がいまいちよくないから休みたいと言ったんで学校には二日程のつもりで欠席の連絡をしていたの、その後はてっきり行ってるもんだと思っていたのに行ってなかったのね。うちはサーカスの興行中心の生活で信哉の面倒うを見てやれる時間の余裕もなく仕方がないんだけど、あ、ちょっと河合さんの前で恥ずかしいところ見せちゃったね、でも信哉をわざわざ訪ねてきてくれてありがとう、明日からは登校を見送るようにするんで、学校に行った時には今までどおり仲良くしてあげてね」と麻沙子が申し訳なさそうに言った。「わかりました、私待ってます、では失礼します、斎藤君、また学校でね、じゃさようなら、私お父さんとサーカスを見物してから帰ります」そう言うなり小走りに入場口に向かっていった
「それは心配していただいてありがとう、挨拶が遅れたけど、私信哉の母の麻沙子です。よろしくね、実は先週信哉が、体の調子がいまいちよくないから休みたいと言ったんで学校には二日程のつもりで欠席の連絡をしていたの、その後はてっきり行ってるもんだと思っていたのに行ってなかったのね。うちはサーカスの興行中心の生活で信哉の面倒うを見てやれる時間の余裕もなく仕方がないんだけど、あ、ちょっと河合さんの前で恥ずかしいところ見せちゃったね、でも信哉をわざわざ訪ねてきてくれてありがとう、明日からは登校を見送るようにするんで、学校に行った時には今までどおり仲良くしてあげてね」と麻沙子が申し訳なさそうに言った。「わかりました、私待ってます、では失礼します、斎藤君、また学校でね、じゃさようなら、私お父さんとサーカスを見物してから帰ります」そう言うなり小走りに入場口に向かっていった