5ヶ月間の音楽療法を通して感じる子どもの成長
日が落ちるのも随分と早くなってきましたね。
トンボの姿や鈴虫の鳴き声を聞いて子どもたちも秋を感じている様子です。
今月はお月見製作やお月見ご飯など十五夜に因んだ活動も行いました。
今月は4月から毎週月曜に行われている音楽療法を受ける子どもたちの
様子や成長、筆者の思いについてお送りします。
4月🌸
子どもたちにとっても職員にとってもはじめてのセッション。
ドキドキ、ワクワク様々な気持ちを持っていたことと思います。
主体的に参加すること、活動に見通しを持つ事など毎回目標を持ってセッションが行われました。
さくらの歌に合わせて協力して。
5月🎏
少し慣れて来てのびのびとした様子がみられるようになってきました。
新しい楽器が出てくると「やりたい!」と積極的な子どもたちです。
4月は思いのままに力いっぱい太鼓を叩いていたお子さんも少しずつコントロールを覚えみんなと「せーの」で叩くなどの成長も感じられました。
どんな音が出るのかな?これでいいのかな?と探りながら。
6月☔
今までは先生がしていたリーダー役を少しずつ子どもたちも挑戦!
お友だちに楽器を順番に差し出して、ベルの演奏♬
叩きたい気持ちを押さえて、どうやったら鳴らしやすいか考えて
それぞれが一生懸命に参加していました。
慣れてきた反面、「今日は遊びたい」「やりたくない」など子どもたちも様々な思いを伝えてくれるようになりました。
7月🌻
今まではみんなで決まった時間に行っていましたが
少人数で20分程度のセッションを個別で行うことになりました。
順番を待つ時間や周りが気になるということも減少し
興味関心、活動への集中が高く維持しやすくなったように感じました。
参加率が上がり、一人ひとりを見られるようになったことで小さな成長も多く発見出来ました。
8月🎇
夏休みの流れも定着してきて音楽療法の時間もたっぷり取れた
8月となりました。
楽器などの音に苦手意識を持っていたお子さんも少しずつ楽器に触ったり興味を持ったりといった姿が見られてきました。
それぞれの好きなものと結びつけることで参加に積極的になる姿も見られました。
9月🍄
虫の声に合わせて楽器を選んだり、演奏したり考える機会が多くあった9月でした。
絵本を読んでイメージを膨らませて楽器の音を聞いて虫に会う楽器を選ぶ。
「これは違うな」「あっ!これいいんじゃない?」と目をキラキラ輝かせている子どもたちでした。
5ヶ月間の音楽療法を通して
初めのうちは「なにかが始まったからやってみようかな」となんとなく
参加していた子どもたちでした。
5ヶ月が立ち、個別セッションになったことで「次は僕!」といった積極的に参加する姿が見える一方
「今日はやりたくない」と自分で選択する姿も見られるようになりました。
他にやりたい遊びがあるから、今日は気分じゃないから。
理由は様々ですが自分の意志で決める、なぜ参加しないのか思いを伝えられることがとても大切だと筆者は考えております。
音楽に限らず「これやりたい!」という気持ちを持てるように環境をととのえることが指導員の仕事だとも思います。
一人ひとりに合わせた支援、配慮を考えながら
音楽療法を通して成長できるよう、参加したい、楽しいと思えるように
今後も子どもたちと関わっていきたいです。
今後の子どもたちの変化が楽しみです。
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※現在、木曜日、金曜日、土曜日に空きがございます。
(放課後等デイサービス)
児童発達支援も募集をしております。
また、来年度の見学も増えています。お気軽にお問い合わせください。
送迎も行っています。
◾︎月曜日 音楽療法
◾︎火曜日〜木曜日 理学療法士等による運動療育
◾︎金曜日 好きな遊びを見つけて過ごす日
◾︎土曜日 レクリエーション活動
その他 楽しい活動や季節行事もございます🌸🌻🍁🎄
7月から支援時間の延長を開始しました(要相談)
◆アスノバなないろの里
仙台市若林区なないろの里1-19-4メデルなないろの里3F東側
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