初めての椎名林檎ライブ
とんでもなくきれいで、かっこよくて、艶っぽくて、華やかで、和洋折衷で、変幻自在……。
2018年5月16日、NHKホール。人生初、椎名林檎のライブに行きました。あっという間の夢のようなひと時。みごとに骨抜きにされました。林檎にメロメロです。音域の広い生歌声に魅了され、映像と衣装に魅了され、次々と歌われるあの歌やこの歌に心を持って行かれ、まさに五感を揺さぶられるライブでした。ほんとにすごかった。会場で売ってた写真の赤い旗を、ぶんぶん振りまくりました。
椎名林檎の魅力のひとつは、「型にはまっていない」ことなのでしょうが、それはあくまでベースに型があるからなのであって、型へのリスペクトがあるからこそ、あの独特の「上品さ」が保たれているのだなと、あらためて感じました。古語を交えた日本語で心情をえぐる、言葉選びの巧みさも、なんかもうたまんないーっていう感じです。
なにより、日本中をさがしてみても、あれほどエレキの似合う人はいない。豪華なドレス、Tシャツ、着物、キャミw、何を着ていても、まるで身体の一部のようにいつもエレキがなじんでいて、かっこいいことこの上ない。本当に日本が誇る唯一無二のアーティストだと思います。
椎名林檎から目が離せません。いくつになってもキャミでギターかき鳴らしてほしい!これからもどんな感じで予想を裏切ってくれるのか、とても楽しみです。わたくしもエレキ始めようかな……うそうそ。