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本当に人種差別なのか?
よく、ドリトル先生には黒人やインディアンの差別的表現が描かれていると言われるけれど、それが理解できない。
確かにインディアンは出てくるが、ドリトル先生はインディアンの博物学者ロング・アローに敬意を持っているし、他の登場人物の誰もインディアンを蔑んだりしていない。
その後、白い肌のドリトル先生、黒い肌のバンポ、赤い肌のロング・アローが力を合わせて闘うシーンがある。その描写を見ても、ロフティングが差別的表現を描いているようには見えない。むしろ、全ての人種は助け合うべきであると主張しているように感じられた。
※トップ画像は井伏鱒二さん訳の表紙にしましたが、私が読んだのは河合祥一郎さん訳の本だけです。