十八歳、自分は凡人なのだと気づいた
十八年間の長く短い人生の中で、ずっと自分は天才なのだと思って生きてきた。
なぜそう思ったのかは分からない。小さい頃おばあちゃんにそう言われたからかもしれないし、自己愛がやたら強かったからかもしれない。
だけど、今日気づいた。自分は凡人なのだと…!
ショックだった…けど、確信したのが今日ってだけで、ずっと前から薄々気づいてたような気もする。そのおかげか、心はそこまで重くならなかったから、まあ良かったのだと無理やり前向きに捉えましょう…。
では、なぜ今日、確信したのか。その理由は、私にいとこがいるからだ。
今日、絵を描くのが大好きないとこと一緒に、家でワンピースの映画を観ていた。映画が中盤に差し掛かったころ、彼女は突然おもむろにノートと鉛筆を取り出し、何かをスラスラと描き始めたのだ。のぞき込んでみると、彼女はゾロの絵を描いていた。その後もチョッパーだのロビンだのを描き続け、結局、映画が終わってからもずっと絵を描いていた。この子にとって絵を描くことは、息をするのと同じことなのだ。凄すぎる。
その瞬間、天才とは彼女のような人のことをいうのだと思った。絵の才能とは、絵が上手いことではない(上手いのだが)。絵が好きで好きで仕方がないことなのだ。
私には、好きで好きで仕方がないことが何もない。いや、あるにはあるが、その対象はルパン三世やオアシスだ。ルパンの才能、オアシスの才能ってなんだよ…。
ちょっと考えてみて、「いや、で、でも、考えることと調べることと書くことは、ずっと好きで続けてるじゃんッ…!」と思おうとした。でも、二時間以上、一つのことを考えたり調べたり書いたりした経験がないのだ。長編小説は一度しか書き上げたことがない。それすら途中から飽きて、グダッグダになってたしね…。
オマケに向上心もない。自分より書くのが上手い人を見てもなんとも思わないし、文章力を上げようとも思わない。だからずっと自己満足の文章ですw
それに、映画とかの楽しいことがあったら、スイーッとそっちに流されちゃう人間なんですよ…ワンピース観てるときに「よし、なんか書こう」とか思わなかったもん…。
あー、私もいとこみたいになりたい。ずっと何かを好きでい続けたい。それが目下の課題である。それクリアすれば、きっと人生楽しくなると思うし! どこかなー、私の好きなこと!(ワクワク)(きっと見つからないw)
(作成日:2024/9/12)
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