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塾講師以外のキャリアアップ②

いろいろと頭でっかちになった頃に

『どこで、何を作り、どう売るのか』問題にぶち当たる。

岐阜県には
アグリチャレンジセンター
という半公共機関がある。
新規就農へのお助けをしてくれるセンターなのだ。

ハウスでトマト🍅?いちご🍓?
と考えた時期もあったが初期投資と回収期間などを考えると塾の新規部門としては厳しかったので、『露地栽培』方向で進むことにした。

岐阜で考えられるのは名産である
『えだまめ』
『ほうれん草』
この2本柱。

ではまず研修できるところを探すことに。

塾の講師をしながらなので、朝から昼までしか研修はできない。講習期間や会議もあるので時間の融通が効くところという条件を提示した。

そうして大師匠である

中尾外秋氏

に出会うことができた。

1番奥が中尾氏。
手前が今のうちの畑を全て用意してくれた森瀬師匠。
あとは前職の会社の仲間らと。

中尾氏は過去に新規就農者への研修を何人もしていたこと。そして岐阜県で2名しかいない『ほうれん草名人』として知事から認定されているバキバキのプロ農家さん。農家歴60年で未だに現役でバリバリ働いている(現在80歳)

そんな畏れ多い大師匠の所で朝から研修に行く日々が始まった。

土作り
肥料計算
畝への理解
鍬や鎌の使い方
売り上げ計算の仕方
トラクターのかけ方
出荷の仕方

とにかく丁寧に丁寧に教えてもらった。

何より中尾氏の『笑顔』が大好きで、
師匠に会えるのが楽しみで仕方がなかった。

年間通じて師匠の動きや考え方をとにかく盗みまくり研修が終わった。

さて次の問題は
『どこで作るか?』
という壁にぶち当たる。

(To be continued)

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