6年目でようやく「目薬」から卒業できるかな!?〜SLE患者のカタル性角膜潰瘍〜
2018年9月ごろから、長い長い目薬生活を送っていたのですが、このところ、点眼なくても「充血なし」「特に変化なし!」が続いているんです。
ようやくようやく、長い目薬生活から解放されるかも~
目薬とは、写真の↓ 抗生物質「レボフロキサシン」と、ステロイド「フルメトロン」の2種類
+
ヒアレイン(←これは、角膜保護の優しい目薬なので、あまり気にしてないのですが)
始まりは・・・「げ、黒目が膿んでる?」
6年間もこの目薬をささねばならなくなったのか・・・
それは、
簡単にお話ししますと、2018年9月に、ある日突然、黒目の中に「白い点」が現れました。そのうち、充血が広がり、白い点も大きく三日月状に変形してきて、白い点の数も増えてきた・・・
さらに、目が痛みだし、見えにくくなった・・・
という、症状が始まりでした。
そして、眼科を受診したところ
眼科医>「黒目に小さな傷がついて、そこが膿んでるね」との説明でした。
私>「う、膿んでるんですか・・・!><」
そして、最初は細菌を殺菌するための
「抗生物質(レボフロキサシン)」の点眼が処方されました。
「黒目が膿んでる」という、おどろおどろしい説明にビビりながらも、この目薬をしばらく指したら治るだろう!
1本使い切ることはないだろう・・・と、安易に考えていました。
ところが
2ヵ月ぐらいさしても、
点眼を少し減らすと、とたんに再発してしまうのです(涙)
白い点が出る
痛い
見えにくい
が繰り返しました。
ネットショップ店長としては、
毎日PC作業が長いので、
目の不調は、かなり厳しいものでした。
目の疲労も、よくないのかも・・・と思い、
PC作業をかなり減らしたり、目を労った生活をしていたのですが、
一向に、治らない(涙)
私はこの医師の指示を真面目に聞き、1日5回の抗生物質の点眼を続けてましたよ。
でも治らん(涙)
一向に治らず、思い切って違う眼科へ
で、年末~正月にかけて、眼科に関する大騒動があって・・・(大騒動についてはまた詳しく書きますね)
この正月以来それまでの眼科医に対する信頼感が下降していた私は、
・数ヶ月経っても、治らない
・医師の説明がしっくりこない
・医師が私の話を聞いてくれない
など、
治療継続にあたって不安が膨らんできたので思い切って、違う眼科医に行ってみました。
すると、
今までと全く別の説明があり・・・、
それも
それまでの眼科医と真逆の説明&治療になったので
(この眼科医からは「黒目は膿まないよ。ステロイドの点眼をしましょう」と言われ)
私は戸惑ってしまって、
だって、膿む=感染症でしょ。感染症ならば、ステロイドを入れると悪化するはず。どちらの医師の話を信じたらいいの?と、なってしまい
もう一人違う眼科医に診断してもらうことにしました。
そして、
その先生(3番目の先生)の説明と治療法が、一番しっくりきたので
「この先生の治療法にかけてみよう!」
ということにしまして、それから目の治療生活が始まりました。それで一番初めに写真を出したあの点眼薬2種類を行うようになったのです。
するとあっさり治ってきてくれました。
治ってきたから、点眼の回数を減らしたり、そのうちに、いよいよ中止しようかと試しに、それまでと違う軽めの点眼薬に変更してみたりと、何度か点眼の卒業を目指した時期があったのですが、
やはり、すぐにぶり返すのです。
何度も減薬に挑戦するのですが、
なかなか難しくて、そうこうしているうちに、
点眼の回数は減ったものの、
ダラダラと目薬との付き合いが続き、
6年目に突入していました。
長々と抗生物質を使い耐性菌が怖くなってきた
しかし、さすがに「抗生物質をダラダラ続けていては耐性菌が発生してしまうかも・・・」と、私も恐れが湧いてきて
点眼生活に区切りをつけたくて、思い切って点眼をやめてみました。
(先生からは、「自分で点眼の回数を調整して良い」という話になっていました。点眼をやめれるとは思ってなかったようですが)
いつもは、点眼を中止するとすぐにひどく充血してしまうので、
「あぁ、目薬やめられないか・・・」と、また点眼を指していたのですが、
今回は「充血しても、我慢、我慢、もうちょっと我慢」と、ひどい充血でも、抗生物質とステロイドの点眼は、ささないで耐えていました。
優しい目薬ヒアレインを頻繁にさして、誤魔化すうち
(加えて、市販の充血用の目薬もこっそりさしました)
ひどい充血を起こす回数が減ってきて、この3ヶ月ぐらい、眼科医から処方されている2種類の目薬はささないでいられるようになったのです!
ほとんど充血することはなくなり、黒目に白い点も出ていません!
つい先日、眼科を受診しましたが、先生からも「落ち着いている」との診断。ようやくようやく目薬から解放されそうです!
やったー!
この眼科医からは、この私の左目の病気は「カタル性角膜潰瘍」と、診断されています。この先生は、とてもしっかり説明してくれるので、長い治療生活ですが、その都度、疑問や不安があったら先生に話して、そして説明してもらいと、納得しながら治療が続けてこられたと思っています。
持病の「膠原病(全身性エリテマトーデス)があると再発しやすい(だから、目薬は予防的に続けましょう)」と、いつも言われていて、永遠に、この2種類の目薬生活から抜け出せないのかと思っていたのですが、なんとか、ここ3ヶ月ほどは目薬なしでも無事なので、大きな前進といえます!
私の持病の全身性エリテマトーデスが、落ち着いていること、
その治療薬であるステロイドの内服薬も減っている(4.5mg/日)ことも
目の症状を落ち着かせている大きな要因ではないかと思います。
先のことはわからないけど、
ひとまず目薬卒業できそうで嬉しい春です~♪
3ヶ月に一度の頻度に広がりましたが
眼科の検診は、続きます。
この「黒目に白い点が出る」症状は、一番目の眼科医がいうように細菌感染ならば
緊急度の高い深刻な病気のようなので、
気がついたらすばやく眼科を受診するようにしてくださいね!
また、私が診断されている「カタル性角膜潰瘍」という病気は、
膠原病など自己免疫疾患の人は、おこしやすい病気のようです。
素人では危険な病気か、そうでないかは、わからないので
目の異常があれば、早めに眼科で診てもらいましょう。
大切な目を守って、楽しい毎日を過ごしましょうね!
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