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2/4『まちづくりって』なんだろね。season2 |おきな まさひと(合同会社visionAreal)

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DAY6:大切にしたい4つのポイント

地域に入って巻き込まれる際、はじめにどのようなところをみるか?
まずはたくさんの人に会いながら以下の1〜4の項目を確認します。
一つの見方として参考にいていただけたらと思います。

1 地域で合意形成できるエリア型のチーム(町会や協議会、消防団など)がどのように機能しているか?
2 カタチにできるチーム。興味関心型の若手の活動があるか? ここで言う若手とは新たな動きという意味を含む。新たな活動がどのようにうまれているか?
3 コーディネート役。1と2は繋がっているか?またその中で通訳や事務局ディレクターやデザイナー的役割としてコーディネートする役割がいるか? 
4 未来との対話の場づくり。1〜3が一緒になって未来の話ができているか? 来るでろう未来に何を守り?何に備え?何を作るか?

もう少し詳しく言えば
1は、よく地域のレジェンドの方々がいくつもの役割を兼務しながら高齢化していたり担い手を探していることが多い。
2は、良くSNSなどを活用してエリアとは関係なく小さなコミュニティをつくっており、各地で繋がっていたりする
3については、よく行政事業などで、大学関係や、企業側のコーディネーター、またはファシリテートのスキルを持った学生などが入っていることもある
4に関しては、お互いが膝つけ合わせ、未来の子どもたちの話や、これまでの過去の文化や歴史などの話をする。そして今自分たちの地域や、まちの「賑わいと衰退の適正値とは?」を語ること。現状としては通年行われている地域行事やイベントなどを繰り返したり、行政のまちづくり事業による「集客数や前年比など」の成果基準に沿って、ただただ動いていることがほとんどである。

まちづくりや地域づくりは、1〜3の役割の人々が自分たち軸のプロジェクトづくり(自分たちごと)と4に向けた対話のプロセスが大切だと考える。
ここにうまく企業の地域連携事業や行政の政策がスパイスとして絡んでくるとさらにいい感じになる。

DAY7:実感の循環