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シンガオ_その4|福岡チェスグループ

このコーナーでは、あすみんに登録して 1 年未満のフレッシュな団体をご紹介します。第 4 回は全日本チェス選手権への出場経験もあり、日本で暮らす外国人にチェスの魅力を伝え、交流の場を広げる活動をされている「福岡チェスグループ」のリーバー ソーレンさんです。

Q1.団体名の由来を教えてください

A1.日本人でも外国人でもシンプルに一目瞭然分かるようにつけた名前です。

活動の場所は「福岡」、人をつなぐ「チェス」、そして語尾は、チェスを中心に楽しく交流することを目的にしていますのでフランクに仲間づくりの意味も込めて「グループ」としました。

チェスを通して交流、メンバーみんな楽しみながら活動しています

Q2.活動して楽しかった時・嬉しかった時はどんな時ですか?

A2.わざわざ県外から足を運んでくれて初めての方々が楽しく交流されている姿を見る時です。

チェスはインドアゲームで、近年ではチェス愛好家の人たちはインターネットでプレイすることが殆どになってきました。私たちの活動理念である「チェスをきっかけに日本で暮らす外国の人や日本の人と対面で交流してそれが広がっていくこと」が実現した出来事で大変嬉しく思います。

Q3.今の活動のイチオシを教えて下さい

A3.うまい、へたは二の次で、リラックスしてチェスを楽しめる雰囲気があるところです。

当初、知りあい数人とインターネット上で広報して始めましたが、今では口コミで、エジプト人、アメリカ人、中国人、イスラエル人、日本人と参加者が増えていきました。子どもの参加もありました。私たちのチェス会場では国籍が違う、言葉も世代も違うなかで一喜一憂して歓喜の声が流れる、そんなやすらかな時間が流れ、他では作り出せない空間が生まれています。それがイチオシだと思います。

中央の黒い服の方がリーバー ソーレンさん

Q4. 今後はどのような活動をしていきますか?

A4.グループのメンバーがチェスを上達させるための講義などの希望があれば、そのような機会をつくりたいと思います。

私自身、全日本チェス選手権への出場経験が2回あります。チェスゲームは大変奥が深く毎日戦術などを考え、世界のチェス仲間とオンラインでプレイしてスキルを高めてます。
今グループ活動は流動的ですが、更に参加者が増えてくると、初心者グループ中級者グループと段階的に楽しめるようにしたり、技術的向上を求める参加者が増えた場合はチェススキルの解説などを交えて検討する時間を企画することを考えてます。

Q5. これから団体を立ち上げる方に一言お願いします。

A5.いろいろ考えるよりも先ず動いてみる事も大切ですね。

「とりあえずやってみる」の精神は、どのような場面においても、とても重要だと思います。
私の場合、団体立ち上げ時に福岡 NOW という外国人向けに発信してる情報誌に載せて頂きました。
たしかに、計画して進めることは大切なことですが、強い想いで 「やるんだ」と先ず行動を起こしてみる。プロセスを経て皆で良い事、そうでない事を経験することはその後の活動に大きく影響すると思います。本を開いてみないことには、どんな話の物語なのかわからないのです。