モンスターファームが好きすぎるってわけ。
こんにちは。こんばんは。ほにゃにゃちわ。
あすみです。
もし運命の悪戯で偶然にこの記事にアクセスした方、もしくは更新の知らせを受け取って読みに来てくださったお優しい方、兎にも角にもこの記事に辿り着いたみなさん。
みなさんって普段ゲームしてますか?
誰も訊いちゃいないと思うが私の答えはNO。
なぜなら我こそは最初のクリボーで死に、コースがあれば逆走をして、NOガードでコンボを一つも出せずにK.Oを喰らう女だからである。
要は不器用。
加えて反射神経が鈍いというスパイスをふんだんにフリかけられいる。それはもうたっぷりにだ。
お若い方はご存知かわからないが、その場に高橋名人がいらっしゃったらフルスイングでコントローラーをぶつけられていると思う。
自分の鈍臭さにはやや平均より手厳しい家族のおかげで早めに気づくことができたので我が人生、早々にゲームは見る専で楽しませてもらっている。
最近ではYou Tubeでゲームの才を与えられし猛者たちがゲーム実況を披露してくれるので、ノンストレスでそのゲームのグラフィックや音楽の雄大さ、ストーリーを楽しむことができる。ゲーム下手くその民にも優しい世の中になったものだ。ありがたい。
そんな私だが、唯一「見る」ではなく「やる」側のゲームがある。
それがこの記事のタイトルになっているモンスタファーム。
モンスターファームは1997年に発売したモンスターを育てて戦わせるテレビゲームで、このゲームはCDを読み込ませることでランダムにモンスターが誕生する仕組みになっている。現在では検索から自分な好きな曲を選びモンスターを誕生させることができる。
当時、小学生だった私はモー娘。のCDを読み込ませたりなんかして、可愛いモンスターを期待してドキドキしたものです。確か当時は可愛いとは真逆のモンスターが出て絶望した気がするけど。
最近では復刻版やリニューアル版がスマホアプリでも出ているので知っている人はそう少なくないだろう。
モンスターを誕生させ、その特徴に合わせて訓練や修行をし大会で戦わせて賞金を稼ぎ、その賞金でさらにモンスターを強く育てていくって寸法だ。
何が良いってねぇ…
自分が育てたモンスターが可愛い。
愛着をしっかり持ってしまう。
どのバージョンのモンスターファームでも共通して、モンスターには主人に対してどれだけ忠誠心を持っているかというバラメーターが設けられる。
もちろん生まれたばかりのモンスターの忠誠心は0であり、少しずつ能力と共に育てていくのだが、忠誠心が低いままだと大会に出しても上手く指示を聞かなかったり、訓練をサボったりなんなら突然いなくなったりもする。
そんなモンスターたちはどのキャラクターもみな表情豊かでリアクションもバラエティに富んでいる。
叱ると露骨にガッカリするし、褒めるとしっかりと喜んでくれる。
大会で敵にやられたら悔しそうな顔もしてくれる。
小学生の頃は妖精の女の子のような姿のモンスターしか育てていなかったが、大人になった今、一生懸命に主人の指示を聞き訓練に励むモンスターがみな可愛く感じられ、母性が大暴走するのである。
そしてモンスターたちには能力には個性があり、わかりやすいもので言うとパワータイプや頭脳タイプなどがおり、寿命も定められているので個々に合わせた育成が必要となる。
これがまた子供の頭だけではなく大人の頭をもしっかりと悩ますのだ。
先日、私が溺愛していたモンスター「おめめちゃん」がお星様になったところだ。ちゃんと落ち込んだ。そりゃあそうだ手塩にかけて育ててきたのだ。
大きな目が一つだけあるのがチャームポイントのおめめちゃん。
おめめちゃんは私が命名した。安直だが呼びやすくて気に入っている。
おめめちゃんの試合前では相手に容赦無くメンチを切り、攻撃されたら「許すまじ…」と言いだげに歯をギリギリさせるところがたまらなく好きだった。
叱られたら目を泳がせながら「うごうごうご…」と野太い声で文句言うところもたまらなく可愛かった。
「は?」と思う方も少なくないことは私でも自覚している。わかっている。おめめちゃんはなかなかパンチが効いたいでたちだ。
私だって夜中に出くわしたのがおめめちゃんじゃない別のこれだったらいろんなものを漏らして泡を吹いて倒れているだろう。
それでもめちゃくちゃ可愛い。大会や修行の苦楽を共にすると、こちらの愛情ゲージが振り切れていくのだ。
どうか騙されたと思ってモンスターファームを一度やってみてほしい。
健気なモンスターたちに大人たちはズキュンのはずである。
まぁ、モーションは同じ種類のモンスターならみんな同じなんだけどね。
とっても賢い良いこだったおめめちゃん。
私が絶対に敵を取ってやるからな。
そんなこと思いながら私はまた新しいモンスターをまんまと誕生させる。
あすみ