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【詩】しらなくていい

何か大切なものが無くなってゆく
追いつけず
砂に沈む 「何か」

知っているのに目に見えない

膝を付き涙が止め処なく
頬を伝い落ちてゆく・・・
「悲しすぎる」

そして夢から覚めた自分の
頬に涙

悲しくて悲しくて
あれほど大事なものとは何だったのだろう?

夢の自分は知っていた
現実の自分は 
知っているのにわからない

まるで心理の謎解きゲーム

目じりの涙を指で拭く
不思議に安堵しているこころ

知らなくていい
おそらく答えは永久に
手の届かぬ場所にある

蒼い闇が朝を告げ
潜る寝台は暖かい
現の自分が微笑んでいた



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自分が本当に恐れているもの(こと)を、本当は知っているのに、
知らないフリをしている。 追及しないでいる
そういうことってあると思います
でも 答えを出したからといって どうなるものでもないことも多い
知らんフリしたまま過ごしても、罪ではない
むしろ 今ある幸せを傍受して生きることは大事だし
「恐れ」を夢の中だけに留められたことに喜びを感じたり ・・・
と とりとめのないことを思ったわけです

闇い面(ダークサイド)ばかり見つめると、それに囚われてしまうから
今ここに降り注ぐ日の光を浴び、健康的にゆきましょう(^-^*

2007年2月28日著





昔書いた詩と後書きです。
今なら厳しい自分が「逃げちゃダメだ!!」とエヴァのシンジばりに言っちまう(-。-;
けど、夢って深層心理かもしれないし、もしかしたら遥か前世の記憶かもしれない。
いずれにしても夢とは曖昧で、すぐ薄れ、忘れてしまう。
悪夢や悲しみをずっと心に留めておきたくはない。
だからそれでいいのでしょう(^ ^)
と 今回は自分に甘い?~_~;

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