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一筆 お祓いいたします

なんか面白いドラマはないかなーと、Amazonプライムビデオを物色していたら、目に留まって見た現代中国ドラマ。
夏に見たんですが記事書きかけたままで。アップ今頃しています😅

事故で昏睡に陥り、数年後目覚めた男子が、字を書くことにより亡き者の想いを昇華させる力に目覚める。
彼が字を書くことにより、それに引き寄せられて想いを残す霊たちが助けを求めて寄ってくる。

それは祖父譲りで、書道家だった祖父もまたそうして死者と交流していたのか?と。
祖父が関わった霊との因縁もありそうだ。
全14話で、まだ6話目を視聴中なので謎が多く、これから全容がはっきりしてゆくのだろう。

このドラマはとにかくコミカル。
まず主人公のプ・イーヨンは強面で書道以外の勉強が苦手な普通の高校生。(根はいいやつ。不器用だけど)
また、ドラマ当初イーヨンに目の敵にされ、虐められているのか?と思われた成績抜群だけどちょっと気弱な優男、ツァオ・グァイエン。後にイーヨンの家の隣に引っ越してきてから付き合いが始まり、喧嘩しながらも良き相棒になってゆく。
じゃじゃ馬的な女警官、明るくおおらかな母、キャラが皆暗くなくて楽しい。

最初はただ「助けて」とひたすら訴える霊。
わずかな手がかりから事の仔細を解明しようと奔走する主人公たち。

イーヨンが筆を取り文字を書き、絵を描くことでそれに魂が吹き込まれ、イーヨンにしか見えなかった物の怪たちが具現化してゆくところが面白い。

助けを求める霊たちは、社会の中にある闇や孤独を写している。
かつて人間が祀り、忘れ去られたモノだったり、刺青の中の宮女だったり。
「わたしは人間の心の一部なのだ」
と刺青に描かれた女性は言う。

それにしても、能力を持つひとってまず例外なく霊が寄ってくるね💧
災難が常に降りかかり、死にそうになることが何度もある。
イーヨンはいいやつだけに、長生きしそうにないなぁ、、、と思ったのは私だけだろうか😅

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