抜毛症について(中1編)
読んでくださりありがとうございます♪
前回から抜毛症についての記事を書き始めました。
前回は抜毛症が始まったきっかけについてでしたが、今回からは年齢(学年)ごとに抜毛症についてどうだったかを振り返りたいと思います。
今回は中1の時についてです。
中1の6月に友人Aと喧嘩して、クラスと部活内で孤立し、そこから抜毛症を発症しましたが(詳しくは前回の記事)、7月に他の友人に仲裁に入ってもらい、なんとかAと仲直りして、Aを始めいつも一緒にいたメンバーも私と一緒にいてくれるようになりました。
しかし、一度ついた髪を抜く行為はやめられないどころか、どんどん抜く本数が増えていきました。
髪を抜いた時に毛根(根元の白いというか透明なやつ)が一緒に抜けた時の達成感?快感?を感じたいがためにひたすら髪を抜くようになりました。
また、毛根がテープみたいにくっつくのが面白く、毛根ごと綺麗に抜くことができた髪の毛を教科書やノートとかにくっつけることもするようになりました。
学校の授業中、塾の授業中はもちろん、家でダラダラしてる時や一人でいる時はとにかくひたすら髪の毛を抜くようになりました。
そんな状態だったので、私がいたところはすごい髪の毛が落ちている状態になりました。
こんなに髪の毛を抜けば、当たり前ですがどんどん私の髪の毛はなくなる一方でした。
最初にてっぺんを触った時に、他の部分と感触が違くて、母親が見たら(禿げているよ」と言われるような状態でした。
そして前髪もほぼなくなりました。
てっぺんが禿げているのを隠そうとして、前髪をあげていましたが、結び目がものすごくてっぺんに近いところにきていたうえに、不自然にうっすらとゴムで括れない微妙な長さの前髪が生えているというような状態でした。
当時はなんとかして禿げてる部分を隠そうと色んな髪型を試みましたが、どんな髪型にしても短い毛が跳ねたり、縛ったら縛ったで禿げているところが見えてしまったり…という状態でした。
自分の部屋のカーペットをふと見たら、カーペットに大量の髪の毛が絡まっていて、それを掻き集めてゴミ箱に捨てた時になんとも言えない悲しい気持ちになったこともありました。
この捨てた髪の毛の分、また禿げたんだ…という感じで。
またある時は、別のところが禿げているのを見つけて、「もう明日から髪の毛を抜かない!」と決心したのに、次の日に髪の毛を一本抜いたらまた止まらなくなるというような状態で、自分の意志の弱さに悲しくなりました。
ただ、ストレスで髪の毛を抜いているというのは自分でも薄々と感じていました(もちろん「抜毛症」という言葉は知らなかったけど)。
Aと仲直りしても、部活内でのハブきは相変わらず続いていたし、クラス内にも私に聞こえるように悪口を言ってくる奴らもいたし、この当時家庭環境も色々あったのでストレスはあるんだろうな…とは思っていました。
教室にもあまりにも私の髪の毛が落ちているような状態で、異常だと思ったのか、何度かうちの母親も学校に呼ばれたみたいです(このことを知ったのはだいぶ後ですが)。
こうして、髪の毛を抜く癖を一度も治すことができないまま、私の中1は終わりました。
次回は中2の頃について書こうと思います。
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