シャインマスカットとマスカット・オブ・アレキサンドリアのちがうはなんですか?
よく聞かれる質問ですが、シャインマスカットと
マスカット・オブ・アレキサンドリアのちがいはなんでしょう?
マスカット・オブ・アレキサンドリアは、
非常に古い品種で、紀元前の頃から栽培がされていたそう。
明治時代に日本に渡来しました。
ちがい①エジプト生まれと日本生まれ
一方、シャインマスカットは、日本生まれの新しい品種のぶどう。
実は日本生まれなんですって。意外ですよね。
1988年に広島の農研機構が、シャインマスカットと
安芸津21号と白南の交配によって生み出し、
2006年にシャインマスカットと品種登録しました。
だから、シャインマスカットはアレキサンドリアの孫ということ。
現在2023年、あまりのシャインマスカットの人気ぶりを背景に
さらなる品種改良がすすみ、生産者さんたちが
クオリティ向上に磨きをかけてくれています。
今後ももっと美味しいシャインマスカットが食べられそうで楽しみですね。
ちがい②皮の質感のちがい
どちらも皮がうすくて皮ごと食べられます。
シャインマスカットは、パリッとした歯触りでみずみずしいです。
一方、マスカット・オブ・アレキサンドリアは、
パリッとした触感ではなく、皮がしっとりしています。
ちがい③種があるか、ないか
マスカット・オブ・アレキサンドリアは小さいながらも種があります。
一方、シャインマスカットは、熟す前の幼い果実のときに、
ジベレリン処理といって特殊な薬液に着ける手作業をへて、
種がありません。
ちがい④あと味がちがう
種があるマスカット・オブ・アレキサンドリアですが、
ジベレリン処理をしない影響なのか、より香りが濃厚で芳醇。
しかもジューシーで果汁がつゆだくです。
シャインマスカットは、さっぱり爽やかです。
どちらも魅力が違って、どちらが優れてるともいいがたい…
という印象です。
以上、シャインマスカットと
マスカットオブ・アレキサンドリアのちがいを
お伝えしました。
パリッとした触感がありつつ、種がない食べやすさを
兼ね備えているのがシャインマスカット。
全国的にも勢いがあって人気急上昇中!
どちらも強みがちがうからこそ、共存していきていけるんですね。
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