クラウドファンディング応援中!!
私が応援する理由…
私は現在不登校の子どもと暮らしていることから、学校外での学びの可能性に大変興味があって「反転授業の研究」というFacebookグループに参加しています。
グループを立ち上げた田原真人さんからご紹介いただき、中村みちよさんの活動を知りました。
中村さんは、宮城県気仙沼市で「フリースペースつなぎ」を運営し、不登校、ひきこもりの子どもたちの安心できる居場所作りの活動をされています。
フリースペースとして使っている建物が、利用者数の増加などで手狭となり、改修が必要です。そのためのクラウドファンディングを現在開催中なのですが…
達成金額250万円、9月30日の期日までに達成できない場合は、すべての寄付が受け取れなくなってしまうという…All-or-Nothing方式!!
ということで…これは何としても達成してほしい!
微力でもなにかゴールへのお力添えができたら…と願ってこれを書いています。
実は中村さんとはまだお話もしたことがありません。
なぜ見ず知らずの私が、こんなにもクラウドファンディングの成功を願っているのかと言いますと…
中村さんは「フリースペースつなぎ」での活動や、それをする理由、自らの思いの多くをネット上に発信してくださっています。クラウドファンディングのページ、つなぎのホームページ、Facebook、ウェブメディアでの取材記事などを拝見することで、中村さんのこれまでの活動がありありと伝わってきました。
道なき道に轍を刻んで歩いてこられた中村さんの歩みに、大きな尊敬と共感の念を感じたのです。
「困ってる」「どうしよう?」と考える機会は、とっても大きな学びのチャンスだと思います。
「困っている誰かと一緒に考える機会」は、学びをシェアしてもらう絶好のチャンスだと思うのです。
「助けて」は勇敢な言葉なのだと、話題になったベストセラー絵本『ぼく モグラ キツネ 馬』によって気づかされたのがここ最近だった自分なのですが、堂々とクラウドファンディングで支援を求められる中村さんの活動は本当に勇敢で、勇気ある行動です。
そんな中村さんから、学ばせていただける事がたくさんあると思います。
中村さんの活動から「新しい学びのかたち」を切り開くヒントをいただけたような気がしていて、共感できる誰かと、ゆるくつながっていくことで、ひいては自分の身の回りにも「いい変化」が訪れるのではないかな、と思うのです。
「情けは人のためならず」という言葉そのものなのですが(^^;)
私にとっても「達成してほしい!どうしたらできるだろう?」と考えるよい学びになりました。
少しでも多くの方に、中村さんの声が届けられるよう、「Canva」という無料のオンラインサービスでプレゼンテーションを作ってみました。
これを見て、応援してくださる方が一人でも増えたらうれしく思います。
「フリースペースつなぎ」について
宮城県気仙沼市で20年以上教員をされていた中村さん。
2013年、震災後の市内で、不登校の子供が安心して過ごせる『居場所』が必要と感じ、自宅や畑を開放、ボランティアでフリースペースの活動を始められたそうです。
春にはジャガイモ・サツマイモ植え、夏にはバーベキュー、海への散歩、秋には遠足、芋ほり・焼き芋、天体観測、誕生会 冬にはクリスマス会、新年会、忘年会…
子どもたちの「自己決定」「自己選択」を尊重し、一人一人の思いや願いを大切に、楽しく元気になれる活動を続けてこられました。
「ありのままのあなたでいい」
「あなたが生きていることが一番大事」
中村さんはずっとメッセージを発信し続けています。
一度は学校から、社会から離れた子どもたち・若者たち。けれど、学校や家庭以外の第3の居場所「つなぎ」で、元気を取り戻し、自立への道を自分の力で歩み出す姿が増えてきたそうです。
2018年、震災後7年たっても、不登校の子どもたちの数は減るどころか、増える一方。年齢の幅も小学生から20代と広くなり、人数も2けたになり…
中村さんの自宅では手狭になってしまいました。
新しい居場所を探し続けていた中村さん…自宅近くの貸家が空き、居場所が見つかりました。子どもたちと一緒に「つなぎハウス」と命名!
築50年の建物はトイレは旧式のトイレ 壁や床も古く改修工事が必要でした。地元の銀行や助成金、地域の方々の力を借りるために中村さんは奔走し、なんとか建物を改修することができたそうです。
しかし、子どもたちの活動にとって必要な勉強・キッチン道具などは足りておらず、1回目のクラウドファンディング『子どもたちの居場所「つなぎハウス」をもっと豊かにしてあげたい』を実施。多くの方々から支援が集まり、「キッチン」「パソコンルーム」「広間」が整備されました。
子ども・若者は「つなぎハウス」でどんどん元気に!
しかし震災から10年たっても不登校数は増える一方!
そしてまた新たな問題が…
現在の子ども・若者の在籍数は20人。
市外から泊りがけで来る子ども・若者も…
「つなぎハウス」の中はもういっぱい!
「もう一部屋欲しい!」
自分たちで作った「つなぎハウス」
安心できる、慣れ親しんだ場所…
ここから離れるのは考えられない!
どうしたらよいか悩みを大家さんに伝えたところ…
「隣の牛小屋を使ってもいいよ」とのお返事が!
隣りの建物は昔、農業のために牛を飼っていた倉庫で、築80年以上になりますが、地元気仙沼産の木材を使っており、とても丈夫です。
震災のときにもびくともしませんでした。
広さは「15畳」あり、改修すると「つなぎハウス」の中では一番に広い部屋になります。「つなぎハウス」と通路でつなげば、雨や雪の日でも外に出ずに行き来することができます。
歓声をあげてうれしそうに喜ぶ子どもたちの笑顔!
たくさんのやりたいこと・願いが出てきました!
元牛小屋だった部屋はほこりやクモの巣でいっぱい!
子どもたちと話し合って自分たちで掃除する!
しかし…通路や電気工事、床など大工さんの手を借りないと難しい!!
そこでみなさんにお願いです。
つなぎの子どもたち・若者たちが広い空間でのびのびと過ごせるよう…
そして、まだつなぎにつながっていない子どもたち・若者たちのために…
どうか力をお貸しください!
~クラウドファンディングの250万円の使い道~
・床・通路などの改修費 100万円
・壁などの材料費 30万円
・エアコンなど含む電気工事 50万円
・本棚・テーブル・椅子など 20万円
・リターン・手数料など 50万円
クラウドファンディングは
9月30日(木)23時まで!
よろしくお願いします!!
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