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生きること

生きることってなんだろう?
ただ酸素を吸って二酸化炭素を吐いて
それだけではないはずだ。

今日、同僚の女性が亡くなった。病気で長く休んでたのは知っていたが、まさか癌だとは思わなかった。
そういえば、いま思うと休む前「喉が痛くて声が掠れるのよね」と言っていた。あの時に既にリンパか何かに転移してたのだろう。

享年59

彼女と知り合ったのは2017年。
ふけよかで元気だけどちょっと人見知りで。
彼女の真反対の席を与えられた僕は、人見知りの彼女とどうしたら仲良くなれるか悩んだものだ。

そのうちなんとなく話すようになって。
仕事のやり取りとか、たわいもない話もしたかな。話すようになると、とても明るく頼もしい彼女がいたからこそ仕事で救われたことは数え切れない程。

会社が事業譲渡されて変わって。事業譲渡前と違って会社規模が大きくなって。お互いのポジションでお互い自分のことをこなすのに精一杯。
でも、たまにすれ違うと「どう?そっちは?」って近況を話し合ったりしましたね。

まだまだずっと一緒に、当たり前のように毎日仕事で共に頑張っていくものだと思ってました。

生きること。当たり前なんかじゃないんだよね。
この時代に生まれて来たことに意味があるって思うんですよね。ミッション達成したから、違う世界に旅立ったんですか?
そう思わなきゃ、そんな若さで逝くなんて納得できない。

もう亡くなってから2〜3年経つ。
当初このノートを勢いで書いて、なんだかそらの勢いのまま公開ができず。
思い悩んで、寝かしていた。
そろそろ良いかなと思ったのに特に理由はないが、「遊馬さん、もういいって!溜め込まないで」って
言われてる気がして。

もう、語り合えないけど
そちらで見てて?そっちで会ったらまたお話ししましょう。

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