カンパニーデザイナまでのキャリアステップ
デザイナーのキャリアステップは一般的には
オペレーターから始まり、ディレクターになっていく。
しかし、私たちが考えているステップは違う。
より、経営に深く入り込むためのものになる。
大まかな概念としては
カンパニーデザイナーとなる。
カンパニーデザイナーとは
会社の舵を意味するものであり、
ターゲットをファンにするものであり、
そんなデザインを手がけて
会社からは手放すことができない
デザイナーのことを意味する。
それは大きく分けて三段階のステップがある。
1デザインスキル
2マーケティングスキル
3ブランディングスキル
この三つのステップは
デザインを納品すれば終わりという考え方ではなく、
デザインによって、いかに成果をだすか、
世間の流れを変えられるか、人を虜にできるかと考えたものとなる。
それは今までの固定概念から
はみ出ることになるのかもしれないが
一つずつ簡単に概念を説明しよう。
1デザインスキル
デザインの基礎。
何色が見やすくて、何色が目立ち、どんな印象をもたらせるのか。
どこにどの大きさで文字をレイアウトすれば決まるのか。
見る相手側の気持ちになってデザインができているのか。
簡単なようで難しい。
しっかりと情報を整理し、優先順位は明確か?
媒体に適している見え方になっているのか?
2マーケティングスキル
ターゲットを想定し、行動心理、潜在意識まで考え、
ターゲットが行動してしまう仕掛けや、
ハートを奪われてしまうビジュアルになっているか。
ターゲットをよく知り、共感して、憑依してしまう。
3ブランディングスキル
全体の見え方をコントロールする。
まずは、経営者の心の中をしっかり見ていく。
そもそもこの事業を始めた理由。
志はどこにあるのか。どんな経験から経営に活かしているのか。
心を見つめて、その動機の部分を
整理して、もしくは削ぎ落として、ラッピングして形にするところから始める。
その形になったものがビジョンや指針となる。
カンパニーデザイナーへのステップは
以上のように考えた。
仕事での順序や進め方はもちろん臨機応変に対応しなければならないが
どうしてもクライアントをしっかりと握ることができずに
御用聞きになっている気がする。
または、使い捨てされてしまう。
そのような方はこれらのステップを上り詰めてはどうだろうか。
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