軸
いろんなことに好奇心を持っていて
やりたいことはどんどん増えて
その一方で、日々の暮らしに追われている。
自分の軸ってなんなんだろう、と思ったりする。
英語も、ピアノも、バレーボールも
長くやってきて、人よりちょっとはうまくできるけど、
これからずっと追究していきたい、というほどではなく。
一応、「文学と教育がライフワーク」なんだけど、
たとえば今の仕事を辞めたとき
組織で属さずそれを武器に生きていくか
と言われると、
なんかワクワクしない。
キャリア教育も図書館教育も好きだし
専門的に学んできた自負があるけど
そういうことを追究している団体?の話を聞いたりすると
逆に鼻白んでしまったり。
「そのこと」自体が好きであることも大切だけど
「そのことを好きな人たち」を好きかどうかも、大きいなぁ。
こうして考えると
私、自腹を切って、人よりいろいろ学んできたのも確か。
そして一度深く学んだものは、
しばらく離れていても
何年経っても
やはり好きだし、大切だなぁと思う。
さらに、
すごく前に学んだことが
今になって役に立ったり、重宝したりということが
意外とよくあったりする。
日本語教育も、華道も
結婚してからまったく忘れていたけど
去年から、学んだことがけっこう役に立ってる。
またもう一度学びたいな、とかも思うし。
華道の先生が昔
「お花の先生になんてならへん、と思ってても、何かのときのために、資格をとっときなさい」
と言っていた。
80代になっても、自宅で教室をやっていたその先生みたいな生き方の素晴らしさが
今になってわかる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?