[美術館レポ]食わず嫌いはやめようと思った寺田倉庫界隈
先日友人と寺田倉庫界隈のミュージアムを散策。
まずは『TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展』に。
こちらの展覧会はIT分野で活躍されているコレクターの竹内真氏が、約5年前から収集をしてきた現代アートと家具のコレクションの展示。
正直現代アートってよくわからないのですが、こういうコレクターの方たちがいるからこそ、後世まで観ることができるのですね。
私も生きてるうちにコレクターになりたい。
ここの寺田倉庫ミュージアムWHAT、他の企画展も面白く、
『感覚する構造
- 力の流れをデザインする建築構造の世界 -』
こちらも面白かった!
「建築家」と「構造家」。
私は完全文系人間なのですが、昔から理系の人に憧れや尊敬があり、生まれ変わったら理系の人になりたいと常々思っていて…。
この世界も宇宙も数字で表すことができ、理系の人はきっと散歩してても、風が吹いても、花が咲いても、きっとそこに数字が見えるんだろうな、と勝手に妄想しています。
今回の企画展も、建築家と構造家の協働による数々の名建築が紹介されてます。
詳しくはサイトの概要をぜひ。
正直しっかり理解できたかというと分かりませんが、計算の上でこういった美しい建築物が出来上がることに自然の、宇宙の壮大さを感じます。
ちなみに、WHATの中にある「建築倉庫」も面白かったですよ。
約30以上の有名建築家や設計事務所から預った600点以上の建築模型を保管してあり、その一部を見ることができます。
建築って建物を作るのではなく、街を作る、生活を作るのだな、と改めて思いました。
そしてその後は寺田倉庫界隈のギャラリーを散策。
友人の見たかった『Kyne展』や、
他のフロアの現代アートギャラリーも色々と。
よくわからないなと思いながらも、いろんなアーティストの方を見ていくうちに、
「これ面白いな」とか
「これなんだろ?」とか
興味をそそられていくし、何か私の中で新しい感覚が芽生える気がするんですよね。
この歳になってくるとなかなか刺激が少なくなってきますが、まだ興味がそそられることができてよかった。
最後には翌日オープン予定のギャラリーで制作中だった、Mr.doodleさんにも会ってしまった。
ぜひ寺田倉庫界隈は一日かけてゆっくり満喫をおすすめします。
カフェも色々ありますしね。