夫に『結婚生活で何が幸せ?』と聞いてわかったこと
私は、よく夫にいろんな質問をします。欲しがりなのです。
私のどこがイケてる?
私の顔は好きですか?
私面白い?
私の家族どう思う?
痩せてた時イケてた?(結婚してからかなり太った自覚あり)
恥ずかしいですが、会話と言えば、何かしら聞いてるように思います。
夫は、ザ・昭和のような、侍のような、男でもあります。
自分の気持ちをあまり口にしなかった人が、私のしつこい質問攻撃にいつのまにか、普通に返してくれるようになりました。
ある日、夫に『結婚生活で何が幸せ?』と聞いてみました。
夫の答えは
『鼻を直してあげたことと、あと目を直してあげたこと』
でした。
これだけ聞くと整形?って感じですよね。違いますよ~。
説明すると、
私はひどめな副鼻腔炎でした。幼少期からアレルギー性鼻炎を持っていたので、鼻が調子悪いのは当たり前で、ひどい副鼻腔炎ではあったんですが、一生付き合うものなんだろうと考えていました。
夫の強い勧めで、人間ドックに行きました。脳ドックの結果で、私の副鼻腔炎がすごいことになっていることがわかりました。「脳ドックでこれを指摘する事なんてありません」と医者に言われ、ぼーっと生きてきたことを反省しました。
投薬治療を3か月しましたが改善せず、手術することになりました。その手術を受けて私はめちゃくちゃ感動しました!
『こんな世界があったのか~、みんなこんなにおいしい空気を吸っていたんだ~、苦しくない!!!口が閉じれる!!』
とにかく、生きてるレベルが変わったのです。QOLっていうんですか!!まさに、生活の質がグンと、生きてるだけで幸せだと思いました。さらに言うなら、カラオケも上手になったし、寝るのが楽だし。
鼻についてはこういうことです。
目はレーシックのことです。
視力が0.1くらいなので、普段はコンタクトで家では眼鏡の生活でした。
アレルギー性結膜炎なので、花粉の時期は特にコンタクトがごろごろし、きー!!!ってなります。ハードコンタクトの方があってるけど、何度も洗面所に流してしまったこともあります。
何よりも、私は眼鏡をかけると、一気にイケてない顔になります!!眼鏡でかわいくなれないのです。
あるときレーシックやりたいと夫に言ったら『いいよ』と言ってくれたのです。
レーシックも感動でした。コンタクトがいらない眼鏡がいらないって本当にすごかった。
夫はめちゃくちゃ健康体です。私はと言えば、アレルギーでくしゃみしたり、鼻かんだり、目がかゆくなったり、しょっちゅう歯の治療もしてました。夫は『可哀そう』とよく言ってました。
そんな私を健康にしてあげられたことが、何より幸せだというのです。不思議なことです。
愛されたいという気持ちと愛したいという感情があります。
そして、何かをしてもらって幸せを感じる人もいれば、誰かに何かをしてあげて幸せを感じる人もいます。
私が、夫に『結婚生活で何が幸せ?』と聞いてわかったことは、
『私を幸せにしたい!俺と結婚して幸せだと感じてほしい!俺は結婚した女性を幸せにできているんだ!!』という、愛情を与えたいという男っぽい情熱を感じました。
逆に私は、その愛情をこぼすことなくちゃんと受け取れていることを実感しました。
うちの経済は夫がすべて担っています。はじめは、それに申し訳なさや罪悪感をよく感じていて、私と結婚してはずれだったね、と思ったり、お金が気持ちよく使えなかったりしました。
男性の女性を幸せにしたいという気持ちは、『ありがとう、私、幸せだよ』とい女性の言葉があって初めて成就するものだと思うのです。