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40歳からの不妊治療【流産が示すこと】

整体師・メンタルコーチの後藤あすかです
自分の不妊治療・不育症の診断に至るまでの流れなどを、思い出しながら現在進行形のものも含めて書いています

体外受精2回目で陽性(妊娠)しましたが、胎児の心拍が確認できなくなり流産しました
その記事はこちらです

今回の流産は私にとってとても深い意味がありました


不育症


実は私にとって妊娠は4回目
30代の時に3度妊娠をして、3度流産を経験しています
その流産はどれも同じ時期

胎児の心拍が確認できた後に8~10週あたりで心拍が確認できなくなるというものでした

3度目の流産の後、不育症検査をして、自分自身が抗リン脂質抗体症候群という不育症であることがわかりました

それは、ざっくり言うと
【何もしなければ妊娠しても流産するけど、治療すれば妊娠継続ができてちゃんと出産ができる!】ということでした
治療法があることが分かりました

その治療法は妊娠が分かったら、出産まで毎日お腹に2回の自己注射をすること

これが私が妊娠継続すための条件でした

不育症の診断を受けてから初めて妊娠

妊娠をしたということは、つまり毎日注射生活の始まりです
週2回通っていたプールをやめました
注射は12時間おきにやる必要があるので、朝6時と夕方6時に設定

理由は、一人でやるのが怖いから夫に見ててもらいたいからです
朝早く出勤する夫に合わせて、眠くてもその時間に注射をするために起きました
そして夕方6時前に帰ってきた夫と注射をしました

すでに痛い思いをしてるし、二人で共同作業してるし、今回の妊娠はうまくいくだろう!そんな予感していたし、そのために頑張ってる感がありました

この注射は血液をサラサラにするお薬
抗リン脂質抗体症候群というのは妊娠中の女性ホルモンの働きで、胎盤に血栓を作ってしまうという自己免疫疾患です

その血栓ができないようにするための血液をサラサラにするお薬と言うことなんです
つまり、出血したら止まらなくなるリスクがあります

それは妊娠中も出産時も


だから今回のように妊娠中の出血は、この治療をしている限り起きやすい

罪悪感が少し減ったけど、私の妊娠は結構ハードになるんだなと感じました


今回の流産が示すこと


今回流産するということは、
私には治療法が効かなかった
又は
胎児の染色体に異常があった
このどちらかになります

治療が効かないということは、私には、その治療法が効かなかったということになります

それは、自分で自分の子供を持つことはできないということ

オペで取り出した胎児を検査しなければわからないけど、
絶望を感じました


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