見出し画像

2022年2月の紫野あすか

紫野あすか三鷹市議の活動を紹介するマガジンです。
平和を守る「憲法9条」が大好きなあすかさんのことを発信していきます。 
 「9がいいね!」とあすかさんが言ったから 毎月9日はあすかマガジン

紫野あすか三鷹市議会議員を応援してくださる皆様、こんにちは!

3月に入り、春めいた陽気になってきました。
2月は、新型コロナ感染症がいつ収束するかわからない中、平和の祭典と
言われる冬季北京オリンピックが開催されましたが、一転、
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、混沌とした状況になりました。

どんな理由があっても、そこに横たわる根本的な問題を武力で解決することはできません。時間がかかっても話し合い、お互いの主張を理解して、
納得する決着点を見つけていく。。。

それこそが、人間の英知の賜物だと思うのです。

あすかさんの大好きな戦争放棄を掲げる「憲法9条」は、戦争で苦しんだ
先人達がその苦しみの中で見つけた英知の賜物であり、私たち人間の愚かさと賢さをバランスよく維持するために必要なのだと改めて感じています。

戦争できるような憲法に変えようとする人達が、日本の政治の中心にいて、すでに解釈をかえたりして、憲法9条は崖っぷちにいる状況です。
ロシアのウクライナ侵攻を自分には関係ないとするのではなく、どうか自分事としてとらえ、憲法のことを多くの方に学んでほしいと思います。

あすかさんの2月は、生活相談や議会準備、そして「戦争反対」の意思表示をするためにプラカードを作成しました。
街頭でのスタンディングに参加したり、Twitterデモにも参加しています。

画像1
Twitterデモ


名作映画「ひまわり」は戦争で引き裂かれた男女の悲しい物語でしたが、
印象的なあのひまわり畑はウクライナにあるのです。脳裏に焼き付いている方も多いと思います。
早速、あすかさんはプラカードにして、街頭でのスピーチでもお話しているそうです。
ネットプリントでも500枚以上印刷されたそうです。すごいですね。

27日三鷹駅南口での戦争反対のスタンディングに参加


三鷹市は3月1日にロシアのウクライナ侵略に抗議文を送付していますし、
三鷹市議会も3月3日に同様の決議をしています。

戦争という悲しいニュースに包まれた2月でしたが、嬉しい要求実現もありました!


☆補聴器助成

2月に入ってすぐ、嬉しいニュースが舞い込んできました。
共産党三鷹市議団が議案提出権を活用して、条例提案していた補聴器購入費の助成が、思わぬ形で実現しました。

2/3(木) #補聴器購入費助成  予算内示がありました。やった〜!条例提案した時、公明が時期尚早と反対し、自公の反対で否決になったんですが、
来年度予算に盛り込まれました。18歳以上の市民で本人の合計所得が210万円未満の人、一人当たり2分の1補助上限40,000円です。
条例提案は上限30,000円だったのでそれより多い額です。280人を見込んでいるそうです。財源は都の包括補助を活用。

大城みゆきFacebookより

高齢者だけでなく、18歳以上となったこと。
助成額が要求していた30,000円よりも多い上限額が40,000円です。
三鷹市の素晴らしい予算案です。

3/5しんぶん赤旗に掲載されました
しんぶん赤旗の記事で紹介されてる活動報告


東京都の23区では、補聴器助成がなされている所もありますが、
東京都26市では初だそうです。
共産党三鷹市議団は、2020年12月に「高齢者補聴器購入費助成」の条例提案を議会に提出しました。
厚生委員会で議論され、21年3月の本会議の決議で否決されていました。
あきらめずに要求し続けると聞いていましたが、早期の実現に市議団の皆さんも驚きを隠せないようでした。
条例提案の詳しい内容はこちらからご覧いただけます。↓

ちょうど2月末から始まった3月議会において、あすかさんは予算代表質疑に立ちました。この中でも補聴器助成をさらに良いものにするため、補聴器の調整技師を配置する取り組みへの質問もし、今後の課題として検討するという回答を得ています。
予算代表質問については来月号で詳しく取り上げます。



☆文教委員会

2月10日には、あすかさんの所属する文教委員会が行われました。
今回の文教委員会では、教育委員会の基本方針等についての報告でした。

文教委員会でした。
三鷹市
1月11日~2月8日の小中学校でのコロナ陽性者
小学生238
中学生55
教職員32
○学級閉鎖
小学校14校46学級
中学校4校6学級
この間、給食調理員に罹患者が出て給食が提供出来なかった学校もありましたが、キャンセル分の食材費は業者に支払うとの事です。
2月~3月の自然教室、修学旅行についてはまん延防止措置の延長などを鑑みて実施か中止を決めるとのことでした。
体力調査の結果、子どもたちの体力が年々低下していることがわかりました。コロナによって更に加速しているようです。高齢者のフレイル症状のような事が子どもにも起きているのではないかと心配です。
国も都も、ギガスクール構想で学力にばかり力を入れていますが、
一番大切な子どもたちの体や心の健康や体力向上にもっと力を入れるべきだと思います。

紫野あすかFacebookより



ギガスクール構想とは、1人1台端末と、通信ネットワーク整備により、個別最適化した学びの提供を目的としたものです。
コロナ禍で、1人1台のタブレット配布などICT(情報通信技術)教育は一気に促進されているようです。
「一斉教育から個別最適な教育へ」「一方向から双方向へ」と聞こえはとてもいいのですが、果たして実情はどうなのか、あすかさんは心配していて、予算代表質問でもその点を質問されていました。

教育長の答弁では、教員の研修の努力によって、多くの先生方がタブレット端末を授業で活用できるようになり、当初突出していた三鷹市ギガスクール構想の指定校である東台小学校のみならず、市内の全校において、いい事例を生み出していて、情報共有も進んでいるとのことでした。
また、子ども達の自己肯定感にもつながる教育であることも強調されていました。


昔から「健全な精神は健全な身体に宿る」とか「人間、身体が資本」と言われていますから、あすかさんが子ども達の体力低下を心配するのは、当然だと思います。
国が進めるギガスクール構想は、劇的に変化する社会を生き抜く力を子ども達が身につけるとしていますが、社会を生き抜くためにはノウハウだけでなく、体力や精神力も必要です。
そのことを指摘するあすかさんの存在はとても貴重だと思いました。



☆外環道工事中止 

2月14日、共産党三鷹市議団は、「東京外郭環状道路 中央 JCT 北側ランプシールド工事および大泉側シールドトンネル工事再開をしないよう市として、国や事業所に働きかけること」を求める緊急申し入れを三鷹市長に行いました。

2月25日、外環道の陥没事故によって中断していた工事が再開されました。
(下線部をクリックすると「あすかマガジン20年11月号」へリンクします。事故当初の共産党議員の皆さんの動きがわかります。)
三鷹市に関わる工事区間は、再発防止策が具体的に提示されないままの、
工事再開でした。
折しも、25日の3月議会一般質問では、栗原けんじ議員が外環道の工事の大前提にある「大深度地下法」の廃止を求めて質問をしました。 
そんな矢先の28日、東京地裁で外環道工事差し止めの判決が下されました。

こちら↓に外環道工事の経緯や詳細がわかる2つの記事をリンクします。


東京地裁が工事中止を命じたのは、東名ジャンクションから武蔵野市の井の頭通り付近までの陥没現場を含めた約9キロ区間で、「具体的な再発防止対策が示されていない」と指摘されました。

三鷹市北野付近の中央ジャンクションでは工事が行われる


あすかさんも3月3日の予算代表質問において、外環道工事について質問し、■大深度地下法の廃止を国に申し入れすること、
事業者や国の事故を未然に防ぐ姿勢のないことを指摘して、
■「住民の不安や疑問を国に伝え、住民の納得なしでは工事再開はあり得ないこと」の申し入れを求めました。

これに対し、三鷹市は大深度地下法に対しては判断する立場にないとしました。また、裁判でも具体的な再発防止策がなされていないとの指摘でしたが、三鷹市は具体的な再発防止策がなされているとの立場で、これからも丁寧な住民への説明を求めていくと、当事者意識の低い回答でした。

あすかさんは、中央自動車道と外環道が交差する中央ジャンクションの工事について再質問し、この工事の中止の申し入れも求めました。


☆最後に

あすかさんは、今年に入ってから、新型コロナ感染者数の推移をグラフにしています。
新型コロナ感染症の第6波は、増減しつつも少しずつ減少傾向にあるようにみえます。

室内で行うつどいや勉強会などはなかなか思うようにできないあすかさんですが、街頭での宣伝は行っています。
長引く感染拡大でコロナ感染症に慣れてしまった感が否めない社会ですが、どうか引き続き自分でできる対策は怠らずに、精一杯生きてまいりましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!