2020年9月の紫野あすか
紫野あすか三鷹市議の活動を紹介するマガジンです。
平和を守る「憲法9条」が大好きなあすかさんのことを発信していきます。
「9がいいね!」とあすかさんが言ったから 毎月9日はあすかマガジン
紫野あすか三鷹市議を応援してくださる皆様こんにちは!
「暑さ寒さも彼岸まで」ということでお彼岸過ぎてめっきり涼しくなり秋めいて来ましたね。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋などと言われますが、皆さまはどんな秋をお過ごしでしょうか?
あすかさんの9月は、議会と保健所とジェンダー平等と盛り沢山でした!
☆三鷹市に保健所を!
今月は、議会の合間を縫って、保健所復活に向けての活動を精力的に行いました。
6日(日)は新日本婦人の会主催の、現役保健師さんから現状をお聞きする勉強会に参加しました。
保健師さんの仕事は多岐に渡ります。調整、生活環境安全、保健対策、感染症対策、薬事、栄養、難病対策、歯科などの他にも相談活動や訪問活動もされています。
例えば伝染病の発症届けがあった場合、保健師が現場に駆けつけて状況を見たり、体の様子も診て総合的に対応するのですが、保健所が遠いため車で1時間以上掛かることもある。しんどいだろうから直ぐに行ってあげたいのにと仰っていました。
以前はアトピー性皮膚炎が出た時、訪問し体の悩みを聞き相談に乗る担当と、住まいの環境や何か化学的な原因が近くにあるのではないかと環境面を見る担当2人で当たったりもしていたそうです。とても細やかだなと思いました。
市に保健所があった頃は精神障がい者の方のデイケアもやっていたそうです。
今は精神障がいの方の困難ケースのみを担当していますが、重い人ほど遠くの保健所まで行けないという統廃合の弊害が日頃から出ていました。
【紫野あすかFacebook 9月6日より一部抜粋】
6日、保健師さんから現状を聞く勉強会に参加しました。
15日(火)は、集めた署名を提出に都庁へ行き、三鷹市に保健所を復活させて欲しいと要請してきました。今月の表紙は、その時の1枚です。
15日、981人の方々の署名を持って都庁へ。夏から集めた署名は通算1736人分に!
左から原田あきら都議、前田まい三鷹市議、あすかさん、元保健師さん、橋本しげき武蔵野市議、大城みゆき三鷹市議、平野地区委員長
祝日21日(月)は宣伝カーで地域を回り、チラシ1000枚を配布し、東京都へ署名提出した報告と、医療や検査体制を整えることが政治の責任だと、公助こそ大切だと訴えました。
21日、地域を車でまわり、報告しました。
22日(火)は、保健所の問題点について、地域の学習会を開き、そこで、この間の活動報告をしました。
22日、保健所問題を考えるつどいにて、活動報告。山越副委員長が保健所が市内にないと困る問題点を説明して下さいました。
22日、参加者の方々と談笑するあすかさん。一緒に活動して下さることになりました!
新自由主義が台頭するにつれ、効率重視の地域保健法が成立し保健所の統廃合が進むなか、東京都は「感染症の時代は終わった」と保健所の数を減らし、多摩地域では17ヶ所から7ヶ所へと減らされた経緯があります。
コロナになる前から、保健師さんの数が足りず、統廃合以前のような地域に密着した手厚い対応が難しくなっていました。
保健所の専門医師も現在120人で、必要数より50人少ないそうです。コロナ禍で、保健所を削減したことによるその問題点が、露になったわけです。
保健所を復活させて、市民の健康を守るためには、ハード面だけではなく、人材の確保などのソフト面も整備しなくてはなりません。予算も必要です。
意見書も提出しましたが、自民党・公明党などの反対で否決されています。
(最後に意見書採決の結果を添付しています。そちらをご覧ください。)
☆少人数学級に向けて
あすかさんは9月議会で、コロナ禍でも、子どもたちが安心して学び、豊かな学校生活を過ごせるようにと、少人数学級実現に向けて質問しました。
◆あすかさんの質問の要点
1.分散登校をして現場の教師が、少人数学級のメリットを実感している
2.新型コロナ感染症対策専門家会議の「新しい生活様式実践例」として、身体的距離は最低でも1メートルの距離を確保することが基本となっている
3.子ども達の心のケアの観点から、「より手厚い教育」「柔軟な教育」が必要と考える
4.アメリカでの研究結果や学力世界一のフィンランドの実践例をあげ、少人数学級が子ども達にとって良い方法であると考える
5.少人数学級実現には教職員の人員確保は必須でそのための予算も必要。
6.コロナ禍での教職員の環境整備。
例えば、感染症予防のための業務負担を考えた人員確保やPCR検査の実施
説明がしやすいようにと、手作りフリップも作成して臨んでいます。
20人学級の場合のソーシャルディスタンス
40人学級の場合のソーシャルディスタンス
あすかくらぶからは二朗さんが、に行ってくれました。
今日は午前中とお昼を挟んで、三鷹市議会の傍聴に行ってきました。
我らが紫野あすか議員は20人学級について質問に立ち、「20人学級をやりたいのは山々」、という答弁を引き出しました。
フリップも第2質問で掲げ、教室の現状と20人学級のソーシャルディスタンスの違いを説明、一目瞭然で市長も教育長も議場の誰もが納得できる説明でした。
要するに施設と人が必要だが予算が、、という事でしたが、あすかさんは「お金より子どもたちの将来と健康に配慮するのが大人の役割だ」、と一歩も引きませんでした。
国会前でも20人学級を求める集会が持たれ、議会と呼応する形で質問が行われたので、更にあすかさんの質問に説得力がありました。
堂々として凛としていて、とてもじゃないけど1年生議員の器じゃありませんでした。
午前中は私1人の時間もありましたが、午後は傍聴席も満席になるほどでした。
【二朗さんFacebookより】
傍聴に行くと、あすかさんの質問内容の資料が配布されます。
二朗さんの傍聴報告にもある通り
市長や教育長の答弁は、あすかさんの質問内容の要点を認め、少人数学級は大変有効なものと考えると答弁しましたが、教師の人件費や教室の確保等、課題が山積みですぐには実現できないとしています。
そんな答弁にたいしても、少しでも早い実現のためにと、引き下がりませんでした。
さらに、あすかさんは、議会最終日、早期の少人数学級実現に向けて意見書を出しました。
(最後に意見書採決の結果があります)
この時の公明党の大倉議員のには納得できないものがありました。
少人数学級は子どもたちにとって必要な事で公明党も進めてきたとしつつ、反対したのです。
えー?なんで?と思いませんか?
「既に国が動き出しているので敢えて三鷹市として意見書を出す必要はない」
という、なんだか訳のわからない理由です。
どこ見て政治をしているのでしょうか?
あすかさんも市議団の皆さんも、おかしいのではないかと疑問を呈しています。
必要性を感じて動き出している課題ならなぜ自民党も公明党も反対するのか。
自治体として更に後押しをすべきではないのか。
八王子市や調布市議会では全会一致で可決しています。
議会での1票の重みを感じつつ、共産党が出した意見書だから賛成出来ないという政治的な歪みを感じずにはいられませんでした。
【紫野あすか FacebooK9月30日より一部抜粋】
市民の声を行政に届け、暮らしやすい社会にしていくことが政治のあるべき姿だと思いませんか?
この事は、三鷹市民の皆さんの記憶にきちんと留めて頂きたいと思います。
☆ジェンダー平等のつどい
今年2月議会で、ジェンダー平等に関する素晴らしい質問をしたあすかさん。
その様子はに掲載していますので、ご興味のある方は青字をクリックしてください。
この度、武蔵野三鷹地域のジェンダー平等委員会の委員長になり、この9月より始動しました。
勉強会を開催するに当たり、委員会で話し合って全会一致で、性別関係なく参加できるような勉強会にしていこうということになったそうです。
素晴らしい取り組みですね。
初めての勉強会は、定員いっぱいの50人の方にご参加いただき、男性の方も10人参加したそうです。
26日、定員いっぱいの沢山の方々が参加して下さいました。
新千明さんのお話、とても良かったです。
ジェンダーとは
「社会的・文化的に作られた性差」のこと。
男性はこうあるべき、女性はこうあるべきなどの行動規範や役割分担がシャワーのように降り注ぎ、呪文のように繰り返されて私たちの行動のあり方、価値判断、役割分担を無意識のうちに左右し縛っている。
それは歴史的に作られたものであるということ、
富国強兵のために個人が国への従属を強制された。
また財界は利益第一主義で企業戦士として働く事を押し付けてきた。
女性だけでなく男性も尊厳を傷つけられてきたということ。
ジェンダー平等は女性に限った目標ではない。
たたかうべき相手が男性でもない。この押しつけられた仕組みそのものだということ。
克服すべきは内なる敵、私たち自身の中にある無意識の偏見や思い込み、決めつけである。
気づきのアンテナを高く立て、いつもピッカピカに磨いておきましょう(素敵な言葉だなと思います)
原田あきら都議は明治に作られた歴史的なジェンダー差別として教育勅語の「夫婦相和シ」を紹介。
確か3年ほど前に稲田朋美氏が「夫婦仲良く」などと言って「現代でも通用するような価値観はある」と正当化していましたよね。
でも読んでみるとびっくり。↓
「夫たるものは、妻を愛撫(あいぶ)してもってその歓心を得べく、また妻たるものは夫に従順にして、みだらにその意志に戻らざらんことを務むべし」
「けだし妻はもともと体質孱弱(せんじゃく=弱いこと)にして、多くは労働に堪えざるものなれば、夫はこれをあわれみ、力を極めてこれを助け、危難に遭いては、いよいよこれを保護すべく、また妻はもともと知識裁量多くは夫に及ばざるものなれば、夫が無理非道を言わざる限りは、なるベくこれに服従してよく貞節を守り、みだらに逆らう所なく、始終苦楽を共にする」
……なんか読んでてムカムカしますね。
このような差別は自然に出来たものではない、人々の意識だけの問題でもない。時々の権力者、支配階級が人民を支配、抑圧するために政治的に作り、歴史的に押し付けてきたものに他ならない。
年齢や性別さまざまな生活条件の違いを超えて一人一人の多様な個性を大切にしその力を集めてこそ社会を変える大きな力にすることが出来るのだと新さんも原田さんもお話しされていました。
【紫野あすかFacebook 9月26日より一部抜粋】
都のジェンダー平等委員、講師の新千秋さん。
講師の、原田あきら都議。
ひとりひとりが、気づきのアンテナをピッカピカに磨こう!
ジェンダー平等の問題は、ハラスメントや性暴力、それにまつわる法制度の問題、性差別、LGBTQの問題、家庭での役割、労働等々多岐にわたり、色々な問題があるので、そう簡単に、「はい、理解しました」とはならないと、講師の新さんも仰っていました。
どの問題も、様々な方々と対話をしながら、時間をかけて理解を深めていくことが大切に感じます。
これからも、勉強会や交流会等、回数を重ねていくそうですので、皆さんも是非ご参加下さい。
☆最後に
今月は、勉強会を開催する度に、
一緒に活動してくださる新しい仲間の方が増えて、大喜びのあすかさんでした。
あすかさんの日頃の活動の様子をご覧になって、あすかさんの思いが伝わったのでしょう。素晴らしいなと思います。
最後に、9月議会での意見書採決の結果を添付します。
これから、だんだんと寒さが増します。
マスク、手洗い、うがいと、気の緩みに気を付けて過ごしていきましょう!
【少人数学級で豊かな学校生活を求める意見書】
〇賛成:13
民主緑風会、日本共産党、いのちが大事、都民ファースト(山田さとみ)、つなぐ三鷹の会(成田ちひろ)
×反対:13
令和山桜会、自由民主クラブ、公明党
(退席:無所属・半田伸明)
反対討論:公明党・大倉あき子
結果:可否同数で議長により否決
【多摩府中保健所管内に複数の都立保健所の設置を求める意見書】
〇賛成:12
民主緑風会、日本共産党、いのちが大事、都民ファースト(山田さとみ)
×反対:14
令和山桜会、自由民主クラブ、公明党、つなぐ三鷹の会(成田ちひろ)
(退席:無所属・半田伸明)
賛成討論:都民ファースト・山田さとみ
結果:否決
【コロナ禍でも大学生等が学び続けられる支援を求める意見書】
〇賛成:13
民主緑風会、日本共産党、いのちが大事、都民ファースト(山田さとみ)、つなぐ三鷹の会(成田ちひろ)
×反対:13
令和山桜会、自由民主クラブ、公明党
(退席:無所属・半田伸明)
反対討論:公明党・大倉あき子
結果:可否同数で議長により否決
【コロナ禍における医療・介護機関への減収補填を求める意見書】
〇賛成:13
民主緑風会、日本共産党、いのちが大事、都民ファースト(山田さとみ)、つなぐ三鷹の会(成田ちひろ)
×反対:13
令和山桜会、自由民主クラブ、公明党
(退席:無所属・半田伸明)
反対討論:令和山桜会・池田ゆうや
結果:可否同数で議長により否決
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