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バイロンベイ◆Burbury Whole Foods(バーバリーホールフーズ)アーユルヴェーダ料理
◆Burbury Whole Foods(バーバリーホールフーズ)とは?
オーナーTomとTash(タシュ)シドニー出身のオーストラリア人2人のカップル。
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バイロンベイエリアの自然の中の豪華リトリート施設で、ファーマーズマーケットのオーガニック野菜を使ったベジタリアン料理を提供するお仕事。(肉料理を希望することもできる。)
現在バイロンベイで大流行りの「リトリート」というのは豪華版2〜4日間の宿泊合宿みたいなもの。
女性80%男性20%くらいの割合で自然の中のプール付きの施設で数日間ヨガや瞑想をしてオーガニック料理を食べて数日間心と体を癒しにくる。
オーストラリアの中でバイロンベイは1番人気エリア。
12月と1月のオフシーズンを除いた約1年中ずっと忙しい。
集客を担当するリトリートの企画者がまず、施設(ヴェニュー)予約し、それから
・シェフ
・ヨガティーチャー
・マッサージセラピスト
・サウンドヒーラー
・ミュージシャン などなど
を雇ってブッキングしていく。
Burbury Whole Foodsのクライアント(お客様)は、リトリート企画者。
それと同時に自分自身のリトリートも1年に2回ほど開催している。いつも満員で大人気。
結婚式や、その他パーティーも数年前まで頻繁にケータリングしてたみたいだけど、現在はリトリートに特化してビジネスを展開している。
(お酒の周りにいたくない。というのが主な理由w)
アーユルヴェーダベースのお料理なので基本的にガーリックは使わない。
ナスやトマトも使わないのが理想的だが、彼らのスタイルは「柔軟に行います」という感じ。
◆料理本「Anything's Possible」 by Tom & Tash
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表紙、中のイラストは全てTashが描いたもの。
2019年、パンデミックで仕事が止まった期間、彼らは執筆活動に没頭した。
さすが完璧主義のタシュ。本の完成度はものすごい。印刷代を除いてグラフィックデザイナーだけにでも100万円近い投資をして作っていた。
「出したものは絶対に返ってくるわ。どうせ作るなら最高のクオリティのものを作りたい。」
と本を作るときの情熱はすごかったみたい。
私がタシュと仲良くなった頃にはもう本は完成されていた。
リトリート参加者のマダムたちは必ず彼らの本を買って帰る。
だって、実際に食べて美味しかった&作ってる人がナイスなんだもん。
そりゃ買うよね。笑
パンデミック後本格的に再稼働し、忙しくなる前に本を完成させた彼らの賢さは、これだけではない。毎回毎回良いインスピレーションをもらっている。
◆アスカとBurbury Whole Foodsの出会い
私は彼らの1番弟子として働いてる。ラッキー!彼らに出会ったのは友達の紹介。
オーナーのTomの兄Nick。NickのパートナーのRose。
私がオーストラリアに来て、オーガニックカフェに入り浸って1番最初に仲良くなったのがRoseだった。
Burbury Whole Foodsは最初シドニーで活動していたけど、パンデミックで仕事がなくなった時にバイロンベイエリアに引っ越してきた。その時すぐ私は彼らに繋がった。初対面の時から仕事の残り物のご飯もらってた(笑)
それから、彼らの仕事が忙しくなった時
アスカが暇そう!ということで声をかけられた。笑
なんでこのマイペースでどんくさい私が気に入られたかというと、スケジュールがガラ空きやった、っていうのと、いつも機嫌が良いから、それだけ。爆笑
意識高い系のコミュニティはみんな強めで忙しめなので、いつも暇そうにしている人を見つけるのは結構難しいみたい。笑
「あすか仕事速い!」って毎回褒めてくれるんやけど、1回も信じてない。笑
賢いタシュやからそうやって煽てたらちょっと私のスピード速くなるから、そのためだけに言ってると思ってる。爆笑(本人には確認してないけど。)
1年+ちょっと働かせてもらってます。
◆食事の前の魔法
大皿に乗せられた料理が5皿ほど。リトリートの参加者人数は12ー14人くらいが一般的。
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テーブルは予めにセットしておくんやけど
全部のお料理を2人でキッチンからリビングまで持っていくの、3ー5分くらいかかる。(キッチンが遠い時もあるから。)
料理ちょっと冷めてくるし、全員が揃うまで時間がかかったりもして、なかなか食べられないゲスト達。
タシュは食前に話す台本を4パターンぐらい用意している。
「そうやってね、食事を眺めているだけで、唾液が出てくるでしょう?唾液の中の成分が第一の消化活動を促すのよ。
前回食べたフードを消化して、次に新しいエナジーを取り入れる準備をしているわ。
この消化活動は料理をしている間にも行われているのよ。
今はファストフードとか、出来上がったフードが簡単に手に入るけど、それはこの大事な消化プロセスを1つ飛ばしていることになるわ。
自分で食べるものを料理をするって言うことはそれだけ大切なことなの。
では、みなさん両足を地面について。
when you are ready, exhale. inhale…
(深呼吸を促す)
ありがとうございました。いただきます!」
といったようなことを言っている。
食べる前にこんなこと言われたら魔法にかかっちゃうよね♪
◆ブランドとのコラボレーション
料理の味はもちろんだが、料理以外の時間も彼らは気を抜かない。
Instagramのメッセージを使って、いろんなブランドにコラボレーションのアプローチをして仕事をゲットしている。
(そのメッセージ全文コピーして私にくれるの。涙 本当に私のビジネスコーチ。)
◆ I LOVE LINEN
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これは I LOVE LINENというオーストラリアのベッドリネンの人気ブランドとのコラボレーション。撮影の手伝いに呼んでもらった。
テーブルに座ってる写真撮る時、意外と2人めっちゃカタくて(笑)
私が適当に「いただきまーす」とか「カンパーイ」とか動くの見てびっくりしてた。爆笑
皿洗いしかせえへんと思ってたけど、行った甲斐あったわ。笑
ほら見て。笑
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◆arnhem(アーンヘム)
ByronBayのボヘミアンなお洋服の人気ブランド。
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この大きなコラボレーションをゲットしたのもInstagramのダイレクトメッセージ。
「彼らってE-mail一生返事しないのにInstagramのDMはすぐ返事するわ。笑」と言っていた。
本を置いてもらう店との契約も大体instagramのDMでやり取りしている。
◆Tom&Tash's House
Ocean Shoresという、バイロンシャイア(市)の中で北バイロンと呼ばれる位置にある海辺の街に2年前家を買った彼ら。
そのエリアは巨大な豪邸しかなくて、完全に予算外の家しかないけど、このちょうど良いサイズのウッド調の家を引き寄せたのは魔女タシュの実力。笑
センスが良すぎ…
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ちなみに彼らの留守中は猫の世話をしに
かなり頻繁に住まわせてもらってます。笑 ラッキーな私♪
タシュは実はアートスクールも通っていた元フルタイムの画家。
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この、壁に飾られたアクリル画は彼女が描いたもの。
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お料理やお菓子のトッピングのセンスが良いのも超納得だよね。
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マフィンとケーキはグルテンフリーで卵不使用。
米粉・そば粉・アーモンドミール・ココナッツシュガー・バナナをベースに作っている。
アイシングは、ココナッツヨーグルトとタヒニとメープルシロップ。
超美味しいんだよ。
料理もビジネスも学べて、タシュと2時間トークして楽しくて、美味しい料理作って、食べて、持って帰って、お給料が出る。夢みたいな仕事なんだ。
私はタシュに本当に憧れているから、人生の選択に困った時はいつも彼女に聞いてる。
彼女は彼女で、完璧主義でハイパーアクティブ(忙しすぎ)だから、私がいつものんびりアートと執筆だけをしてる姿を見て良いインスピレーションを受けてるみたい。
本当に出会えてよかった。感謝しかない。
日本人の方でバイロンベイ付近でリトリートを計画されている方、ぜひBurbury Whole Foodsにお問合せしてみてください♪