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大人の習性
大人は次の5つのうち1つもやらない人はいないのだそうです
1 酒またはタバコをのむ。
2 甘いものを食べる。
3 ギャンブルをする。
4 色情に走る。
5 宗教(宗教的なものも含むと思われます)に傾倒する。
大人になるって、複雑になるってことなんですね。
服部みれい『あたらしい食のABC』(WAVE出版)
みなさんは、1~5のうち、どれが思いあたりますか?
どれも思いあたりませんか?
私は2の甘いものです。
そんなにたくさんは食べませんが、甘いものを食べることが好きです。
それがいけないことでは決してなくて、自分が欲している量だけを食べるようにする姿勢が大事なのではないか、と思います。
テレビをずっとつけて、だらだら観るのではなく、観たい番組だけをみて、短時間でやめるように。
本当に欲しいと思ったときに少量とって、スパンとやめる。
…と書いておきながら、私が完璧にそれができているかといいますと…自信がありません。
いいんです。
甘いものをたくさんとっても、酒やタバコにおぼれても。
心が苦しくて、何かに依存してバランスをとっているときもあります。
「私はいけないことをしている」と罪悪感をもつよりも、開きなおって堂々としていたらいいと思います。
罪悪感と一緒に食べるスイーツよりも、「あー、おいしいっ!」と言って食べるスイーツの方が、おいしいにきまっています。
話が少しそれますが、今の日本では食に関する問題がよく話題にのぼります。
食品添加物、農薬、放射能、遺伝子組み換え食品…など、気にしはじめたらキリがありません。
できる範囲で気をつけて、あとは先ほどお伝えしたように、
「あー、おいしいっ!」と、陽気に食べたらいいと思います。
物事に白も黒もないのに、いつだって人間は白黒つけたがります。
私も気がついたら、あれやこれやジャッジしてしまいます。
お酒もタバコも甘いものもギャンブルも色情も宗教も、ただただあるだけなのに、それに振り回されたり、白黒つけてしまう自分がいます。
赤ちゃんや幼い子供みたいに、無邪気に目の前のことに夢中になってみたいものです。