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旅成分が不足しすぎて、本気でワーケーションを検討してみた。【Short letter】

渇望、そして叫び。

私は......私は......いったいいつになったら旅に出られるんだ!!!!!!

私の住む東京都では、緊急事態宣言がしれっと延長になりました。しかもそれに伴い宣言適用の対象地域も広がり、さすがのIOCバッハ会長も来日を見送るとのこと。

実家の長野にすらもう1年半帰ってないのに、旅なんて夢のまた夢のようです。

コロナという文字が自分の中でとっくにゲシュタルト崩壊を起こし、旅を自由にしていた世界線は、もはやフィクションだったのではないかとさえ思う今日この頃ですが。

自分の中での体験は確かに残っていて、消えないわけで。ゆえに、旅への渇きはこうしている今も着々と増しているわけで。

そんな時に、友達からこんな情報が飛び込んできました。「葉山にワーケーションにも使える、いい感じのホテルがあるらしい」と。

おしゃれで、海が見えて、なんならすぐ海に出られて、ラウンジでいい感じの飲食ができて、お部屋もカジュアルなものからリッチなタイプまで、用途に合わせて選べるホテル......。

......もしや、天国の話をされているのかな?

そう一瞬疑うほどに出来すぎた話でしたが、確かにこんな環境で仕事ができたら、スゴクイイカンジのオシゴトができそうかも!!

そんなわけで、この日から私の脳内議題は「ワーケーション」で持ち切りです。

「俺、緊急事態宣言が明けたら、ワーケーションをしようと思うんだ......」

と、死亡フラグのようなセリフも思わず出てしまうほどに、狂おしく求めてやまないワーケーション。

今回は、「ワーケーションで行ってみたい場所3選」を、理由と共にご紹介したいと思います!さあさあ、れっつごー!!


1. 広島県福山市

なぜしょっぱなに福山を選んだのか?それには3つの理由があります。じゃん。

1. 海が見える
2. 城下町の雰囲気が好き
3. サッカーがある

まず海についてですが、もうね、私の中では「ワーケーション=海がすぐそばにあること」はほぼ絶対条件なんですね。なぜならば、海無し県で生まれ育った私にとって、海は非日常でありロマンだから。

特に国内であれば数ある海の中でも、沖縄の海に次いで瀬戸内の海が大好きなのです。長野県民、特に真ん中より北に住む人間にとって「海=新潟の無骨な日本海」というイメージで育っているので、初めて瀬戸内海を見た時は「本州にこんなにきれいで穏やかな海が......!?」と、並々ならぬ衝撃を受けたことを覚えています。

次に「城下町の雰囲気」についてですが、同じように街の中に城を持つ松本民として、福山にはシンパシーを禁じ得ないんですね。ノスタルジックな街並みに似ている部分がありつつ、海もそばにある......。ああ、なんて素敵な場所なの......。

そして最後に「サッカーがある」こと。

福山市には、「福山シティFC」という広島県社会人サッカーリーグ1部に所属するチームがあります。福山シティFCについては、我らが宇都宮徹壱さんも現在連載中の白地図シリーズ、そして著書の「フットボール風土記」においても取り上げている、注目して損はないチームのひとつです。

そんな福山市ですが、ワーケーションの実施を自治体として取り組んでいます。

そのワーケーション協力施設のひとつになっているのが、景勝地として有名な、鞆の浦にあるこちらの施設です。

こんなにいい感じの、宿とコワーキングスペースを兼ねた場所があるんですよ。素敵でしょ?

ちなみにコワーキングスペースはこちら。

福山シティFCも、鞆の浦の地で未来のビジョンを語っています。

平日は鞆の浦で仕事をして時々散歩、休日に仙酔島の観光をし、福山シティFCの試合を観て帰京する。とても充実した時間を過ごせそうです!


2. 愛媛県今治市

続いてワーケーション候補地として選びたいのは今治市です!理由としてはまたしても以下3点。

1. やっぱりどうやっても瀬戸内海が好き
2. 私はとにかく四国に行きたい
3. サッカーがある

海については重複するので割愛させていただきます。いかほどに私がしまなみ海道を渡りたがっているのか、お分かりいただけたのではないでしょうか。

そして四国へどれほど行きたがっているのかも、こちらに熱い気持ちでまとめております。

中でも今治は、ワーケーションに関するHPがきちんと整備されており、力の入れ具合がうかがえます。

そしてサッカーについてもお分かりかと思いますが、そうです、「FC今治」ですね。上記記事内でも、行きたい場所のひとつとして「ありがとう夢スタジアム」を挙げており、ぜひ岡田メソッドの構築過程をこの肌で体感したいと思っている次第です。

なお、念のため「岡田メソッド」については、こちらにまとめられているのでよろしければご参照ください。

ああ、夢にまで見るしまなみ海道。


3. 沖縄県名護市

最後の最後に出してしまいました。ワーケーションの定番にして聖地の沖縄。

中でも名護市はワーケーションを誘致している自治体として、沖縄県で初めて「ワーケーション自治体協議会」に登録をしています。

そして市内にあるコワーキングスペースは、こちらも宿泊施設の中にあり、利便性がとても高いです。もちろん宿泊者でなくても利用できるとのこと。

ビーチもほぼ目の前で、リフレッシュにこんな海が見られるなんて最高すぎじゃありませんか......!?

しかも名護は、パイナップルパーク、美ら海水族館、古宇利島など、観光資源も豊富です。

働く気が喪失しない程度に巡りたいですね!

なぜド定番の沖縄を最後にもってきたかというと、ここで再び登場となる、宇都宮さんによる「白地図シリーズ」最新作、沖縄編を読んだことがきっかけで、沖縄熱が高まった次第です。

なので週末には、少し移動距離はありますが、ぜひFC琉球の試合を観たいと思います!

そんなこんなで、ワーケーションで訪れたい地3選をご紹介しました。

番外編:長野県松本市

今までさんざん「ワーケーションには海が必須!」と言っておきながらですが、実は長野県はワーケーション自治体協議会に登録している自治体数が全国トップで、ワーケーションの誘致に非常に力を入れているんですね。

その理由として、都心へのアクセスのほど良さや、観光資源の豊富さなどから、そもそものニーズが高いこともあるのではないでしょうか。

そのためみなさまには、コワーキングスペースも比較的充実しており、宿泊施設も豊富な松本でのワーケーションも、ぜひ視野に入れていただけたらと思いご紹介をいたします!

夜は松本の市街地に飲みに行くのも良し、松本城周辺を散歩するのも良しです!

泊まりでないとなかなか見られない、夜の松本城も素敵でしょう?

さらに少し自転車や車に乗れば、浅間温泉郷もあるので日帰り入浴で疲れを癒すこともできます。自画自賛と言われればそれまでですが、とても良い環境なのではないでしょうか。

そんな松本市内で、個人的におすすめのコワーキングスペースはこちらです。

Sweet Work

パン屋さんの一角にあるスペースなのですが、働くための環境が揃っているのはもちろんのこと、フリードリンクの他、なんと「フリーパン」もあるのです。さすがパン屋さん。

そして松本でゆっくり過ごした週末は、もちろんアルウィンで山雅の観戦も忘れずに!

と、ここまで番外編含めて4自治体をご紹介しましたが、コロナ禍の副産物である「働き方の変化」を利用して、充実したワークライフを過ごしたいものですね。ああ、早く旅に出たい......。

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