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面倒くさがり屋さんが情報発信してみる

ご無沙汰しています、なのかはじめまして、なのか。
数年ぶりにきちんと文章を書こうと、noteを開きました。
ありがたいことに、「文章書きなよ」と多くの人からアドバイスをもらっていたにもかかわらず、自他共に認める「面倒くさがり屋」さんのわたしが重い腰をあげるのにいつの間にか数年、経ってしまいました。
よくあることですが、自分でも驚きすぎです。

実は、今日という日は特別で、2015年の7月15日を最終日として、出版社を辞めました。次の予定もなく、準備もせずにえいや!と会社を辞めたのです。たくさんの人に止められましたが、「止めてもらえるうちが花」と勝手に解釈して、貯金もわずかしかないのに、独立してしまいました。
この5年間、いろいろ、いろいろありすぎて「ネタ」には困りませんが、それはまた別の話。そんな記念すべき日なので、新しいことはじめる第1日目として、今日を選んだのです。

では、いったい何を発信しようかということで悩みに悩んではや数年。年月だけ過ぎていくだけで、自分にがっかり・・・したことは言うまでもなく。

そんなわたしの仕事のスタイルは、面白いなと思ったことはすぐに飛びつくようにしています。ここ数年、出版プロデュース(元々編集者だったので)よりもスタートアップを含めたベンチャー企業のコンテンツ開発、ブランディングをビジネスにしていました。これが思ったより面白くて、「ビジネス書の編集者で培ったことが密かに生かされている」そう思っています。

「コンテンツがある人が勝つ!」と多くの人に言っていますが、コンテンツがあっても、コンテンツをまとめられない、と助けを求めてくる人もたくさんいるので、わたしなりのコンテンツの作り方・編集の仕方を伝えていきますね。

じゃあ、「あなたのコンテンツ何?」って言われると、わたしも独立してからずっと考えています。「自分のウリは自分ではわからない」これって本当だなと思うのです。客観的に物事を考えるのは難しいし、コンテンツと「ウリ」は同じだと考えています。「わたしなんか・・・何もない」と、心から思っています。そしてそれは残念ながら真実。わたしの場合、わたしには何もないんですが、人のことはよくわかる、いわゆる「鼻が利く」のです。
「この人は成功するな」「このビジネスはうまくいくな」と思うと数年後にはすごくなっている。笑
逆に言うと、「この人やばいな」と思うと、だいたいやばいので、損をしてもフェードアウトするようにしています。これだけコミットしたから回収するまで、という気持ちが頭をよぎりますが、サンクコストを考えて、即決でやめます、縁を切ります。

わたしは「サンクコスト」という概念がキライです、はじめにいうと。

サンクコスト、埋没費用(まいぼつひよう、 sunk cost)とは、事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと。
(Wikipediaより)

博士(経営学)の友人に、「サンクコストは〜」と話をはじめた時に、「サンキューコスト」と聞き間違え、知ったかぶりをしました。「サンキューコスト」って言葉があるんだと。

サンキューコスト(thank you cost)とは、資金・労力という形で与えたものに対して、相手に見返りを求めないこと。GIVEの精神で、見返りがなくても、気にしないこと。
(宮内あすか辞書より)

ちなみに、博士は、「経営者も管理職の多くがサンクコストを引きずるからダメだよね〜」ってみたいな内容で、わたしは勝手に、見返りがないことに腹が立つ経営者や管理職が多いんだなーと思ったので、「見返りがなくても、損してもどうでもよくない?自分で決めたんだから」と返して、話を終えたのでした。

話が噛み合っているけれど、なんとなく、言葉の意味が違うなと思って、ググってみると案の定、意味が違う・・・。「サンクコストはサンキューコストって考えると諦めつくし終わったこととして処理できるのに」と思いましたが、知ったかぶりはよくないなと反省しました。自分で勝手に「言葉」を作らないこと。笑

そんなこんなで、直感に従って、毎日楽しく働いています。
見返りを求めないって、難しいことですが、意外に決めたら「簡単」です。何事も「サンキューコスト」で考えれば、毎日ラクになります。これは本当におすすめ!

記念すべき1回目は、わたしの自己紹介がてら、「わたしの思考」を述べました。最後に、わたしは少しばかり「偏っている」と思います。考え方も好きなものも。
ということで、タイトルも「わたしの好きなもの〜創造と妄想の間に」にしました。これから、どうぞよろしく。



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