子どもとの約束は守る

約束は守る。
どんなささいなことでも。

そう決めて
子どもと関わっている。


そして
子どもはよく覚えている。
親の言ったことを。


お風呂に入って欲しくて
「お風呂から上がったら
ヤクルト飲もうね」
と言えば、
風呂上りに即
「りくちゃん、ヤクルト飲む!」と
まぁしっかりと覚えている。


親の都合で
その場しのぎでなんて
言いたくない。


思い出せば、
大人って都合いい生き物だと
私自身が幼少期に感じていた。

●●したら、お菓子あげるから。
なんて、モノで釣るくせに
すぐに●●をしないで
時間をおいてやったとすれば
「すぐにやらなかったじゃないの。あげないわよ」
と、お菓子がもらえなかったり。

「え、すぐにやれなんて言ったなかったのに…」
と思っても、伝えても
大人に力じゃかなわない。

そんな小さな哀しみが
積もっていってたあの頃。


だからこそ、
我が子には誠意をもって接したい。


わたしの都合を押しつけることも
日常では多々ある。


時間に間に合わないから
遊びを終わりにして欲しかったり。

車に乗ったら
チャイルドシートに座って欲しかったり。

洗い物を手伝いたいと言われても
次男もいる兼ね合いで
すぐには叶えられなかったり。

「ごめん、今できないの」
「ちょっと待っててね」
なんて、しょっちゅう言ってる。


けど、この時も
「あとでね」と言ったならば
後でやる。

「今、できるようになったから
一緒にやる?」と
声をかけるようにしている。

なかったことにはしない。
長男が別のことをしていても
伝えられるなら、伝える。

それで、
もうやりたくなくなってれば
そのままでいいし、
後からでもやりたいなら
そこで一緒にやる。


だから、
要求を言われて
本当に無理なときは
「ごめん、どうしてもできないんだ」
と、
「後でね」とごまかさずに言う。


ま、
それでごねられることもあるが
『あ、無理なのね』と
わかって切り替えてくれることもある。


自分の力量を過信せずに、
そして、
子どもには正直に伝える。
嘘はつかない。
約束は守る。


わたしのルール。

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