消えたい理由
日によって大きく変動する気分は、コントロールしたくてもできなくて。
あー消えたいなあ。
今日はそう思う。
なんで消えたいかって、記憶を思い出すからかも。
楽しかった記憶、傷付けられた記憶、泣いた記憶、嬉しかった記憶、最後の後味の悪い記憶。
全部ごちゃ混ぜになって蘇ってきては今のわたしには受け止められなくて、つらくなって、いっそ消えたくなる。
たぶん、人ってちょっと元気なときに死んじゃうんだよな。死ぬ気力が出るから。
話した最後の日は怒鳴られておしまい、って後味が悪い。だからご飯に誘ったけど、死にたいわたしの生きる目標にするために予定を立てたけど、自分で反故にした。
だからなんだって話。
つまりは生きる目標がなくなったってことだ。また消えたいが強くなってくるよね。
精神科の2週に一度の通院も、もはやただの患者の一人でしかないわたしには生きる約束にはならない。
準備はいつでもできてる。あとは気力だけなんだ。死んで悲しむ人なんて家族と親友と娘くらいじゃない?
あとの人は悲しんだフリでしょ、と思うくらいにはこの世に思い残すことがない。
どうせみんな、わたしを忘れてくれる。
荷物も何もかも、もう全部無いんだから。いつでもいける。
みんなどうやって生きてるの?
死ねなかったときが怖いから生きてるの?生きる意味とか考えるのは無意味だから辞めてほしい。そんなの万人あるわけないから。
死ぬ理由が生きる理由を上回ったらどうするの?
どうしたらいい?
消えちゃいたいね。消えたらみんなの記憶からきれいさっぱりわたしがなくなってね。
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