眠ろうとする夜に
吐き出し。
すっかり睡眠薬がないと寝られない人間になりました。種類がいくつかあって、どれがどう効いているのかもわからない。ちゃんと眠くなる。専門家はさすがですね。
あの人との思い出を思い出しました。表札のこと。
あの人はわたしと連名で作ろうか、と言ってくれました。わたしは色々考えて、彼だけの苗字で作ってほしいと答えました。
きっと彼には冷たく聞こえたことでしょう。本当は連名で作りたかったです。でも、連名で作る、つまり結婚しないという意味にも聞こえました。それならば別れる可能性があるならば、とりあえず彼の名だけで作ってほしいというのが本音でした。そこまで考えました。本当は、本心は、希望は、名前を連ねたかったです。別れるかもしれないとしても。
彼にはわたしが何も考えていないように思えたでしょうね、きっと。
いっ時だけ忘れたいから今みたいに書きます。
思い出しても良いなと、いい思い出になったなと思えるようになったら読み返して思い出します。3ヶ月後か1年後かわかりません。
わたしは今のわたしが考えていることを忘れたくないです。だから書きます。書き残します。
ようやく音楽を聴けるようになってきました。1ヶ月以上もかかりました。音がうるさくて、光が眩しくて、どんな歌詞でも責められているようで、音楽すら聴けないし昼間に外に出るのも辛かったです。
以前に比べて、少し自分の感覚が柔らかくなった気がします。音楽が聴けるって嬉しいです。
少しずつ、小さな嬉しいと小さな出来たを積み重ねて何とか今日も生きられました。
死ぬ日はもう少し先になりそうです。
少なくとも、今は。
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