女川に恋をして戻ってきた大学生 byじろう
プロフィール紹介
7月から9月まで2ヶ月間アスヘノキボウでインターンをする大学4年のじろうちゃんです。2番目に生まれたなので、じろうです(ほんとそのまんま)。
名前:じろう/じろ
出身:群馬県
現在地:宮城県仙台市
自慢できること:指が長く、手がきれいです
特技:うどんづくり、ピザづくり、場づくり
趣味:デザイン、カメラ、農作業、ブログ作成
大学で取り組んでいること:NPO研究、ボランティアコーディネート
ここから少しなぜ、女川に来たのかお伝えします。
大学で初めてご縁があった東北地方
18年間、群馬県で育ちました。町中に住んでいて、買い物をするのに不便はなく、東京には電車で2時間でつく立地でした。
中学・高校時代は、部活と勉強で一日が終わっていました。勉強に力を入れていた高校でもあったため、朝7:00に登校して授業を受け、下校後も塾にこもる生活を送っていました。そのため地域とのつながりを感じることがないまま、進路選択の時期が訪れました。
高校1年生のとき、たまたま研修旅行で東北大学や南三陸を訪問しました。そして群馬に変える前に帰りに立ち寄ったポケモンセンターがあまりに楽しく、毎日通えるからという理由で仙台に決めました笑。真面目な理由を言うならば、東北地方は自分にとって未知だからこそ、色々見て回りたいという気持ちが強かったと思います。そして、大学に合格し、華のキャンパスライフが始まると思いました…
ところがどっこい、大学入学と同時に全国一律緊急事態宣言が発表され、1年間仙台から出ませんでした。2020年の写真が30枚も無かったので、少し寂しい気がします。
女川町との出会い
大学2年、知り合いに誘われて女川町を訪問しました。仙台以外の町並みを臨めるということでハイテンションでした。当時アスヘノキボウのインターン生に女川町を案内してもらいました。女川町に抱いた印象は
核心をついた町づくりを行っている
人懐っこい方が多い
でした。知れば知るほど知恵と工夫を感じられる町づくり、よそ者同士でもつながっていられる温かい雰囲気に惹かれていきました。その後、女川の復興過程を授業で学び、「女川に住んでみたいな」という考えが頭の片隅に残っていきます。
就職活動での違和感
いよいよ大学3年生になり、就職活動が始まります。就職活動では「学生のうちに頑張ったことを教えてください(いわゆる、ガクチカ)」が必ず求められます。当時自分は、福島県でボランティアをしていたことを話していました。
インフラが整って、人が戻る段階
原子力発電所について勉強し、SNSで風評被害の抑制に貢献した
大学の授業で、今の福島県のことを伝えた
このようなことを話すと、「熱心な学生」や「誠実な学生」と評価をもらうことも多かったです。就職活動では及第点の答えではあります。
同時に、地域の視点に立ったとき「地域のために、何ができたのか」と愕然とする瞬間も多かったです。自分の見栄や評価のために、地域での活動を話している自分が嫌いにもなりました。「なにかしたい」「何もできない」を繰り返し、もどかしさをずっと抱えながら、内定をいただき、就職活動は終わりました。
女川で恩送りをしたい
来年から東京で働くことを報告したFaceBookの投稿にアスヘノキボウ代表の後藤さんからメッセージを貰いました。その時、投稿した文章の一部がこちら。
1年間は長いようで短い。
自分に今できることは「恩をもらった分、どこかで恩を還元する」こと。
つまり、巡り巡って出会った人・場所のために力を貸すこと。
その場所が女川だったのです。
加えて、女川に住んでみたい気持ちもあと押しして女川で3ヶ月過ごすことを来ました。
今していること
女川フューチャーセンターCamassの運営に携わりながら、3つ担っています。
アスヘノキボウ投稿用ブログの作成
女川ヒト図鑑の仕組み化
各種イベントや受け入れの対応
特に女川ヒト図鑑は、女川町に関わる人同士をつなげたり、女川に関心がある人と女川町をつなげたりすることを目標としているものです。
あの人が好き
あの人に会いたい
だから、女川に行きたい
人が好きな町、女川
そんな想像をしながら、きっかけづくりをインターン期間中に達成したいと思っています。
インフォメーション
アスヘノキボウ インターン募集
アスヘノキボウはインターンを募集しています。過去、インターンに参加した人たちの経験や声はこちらにまとまっています。
東北キャリアゼミ 参加者募集
東北地方で活躍する経営者や東北地方の仲間たちと一緒に、課題を考え、自身のキャリアを見つめる4ヶ月のプログラムとなっております。今年は、初の試みとして女川町でキックオフ合宿を行います!
#地域創生やまちづくりに興味がある
#東北の企業の課題解決をしたい
#グループで考えたアイディアを実装させたい
#東北地方で活躍する経営者や起業家との対話を通してキャリアを考えたい
#東北地方の学生、経営者や起業家とつながりたい
1つでも関心を持った方がいましたら、ぜひ女川で会いましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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