女川教育インターンプログラム 体験談
このページを読んでくれている方、初めまして。
女川教育インターンプログラムに参加している水谷那南(なな)と申します🐼
〜自己紹介〜
平成13年生まれの21歳、東京に生まれ東京で育ち昨年の8月末より女川町に移住しつつインターンをしています。
現在休学中ではありますが、都内の大学3年生でフランス語の文化や文学を専攻しています🎓
好きな食べ物はうどん🍲で、趣味はレコード集めと本屋に通うことです📚
〜教育インターンについて〜
放課後学習のサポート・中学生の自習サポート・保育園生のキッズスポーツの通じて、女川町の子どもたちに寄り添い活動するプログラムです。詳しくはこちらをご覧ください。
〜女川を知ったきっかけ〜
2018年の当時高校2年生だった頃、女川で開催されていたHLABという、
1週間の宿泊型サマースクールに参加したのがきっかけで女川町に出会いました。
このサマースクールは「主体的な進路選択」を実現するべく、海外の大学に通っている大学生から英語での授業があったり、社会人の方をお呼びして直接近い距離でお話を聞いたりするようなプログラムです。
私は、偶然にも女川に来ることになったのですが高校生ながらに感じた女川町の持っている面白さや情熱、いい意味での驚きの感情が忘れられずそのあと大学生になったタイミングでも運営側として2年間ほど女川町と繋がっていました。
今でも、高校生の時の自分の選択が自分の人生にこんなにも色濃く映し出されていると思うと人生わからないもんだな〜と思います。
そんな中で、やっぱり「女川に住んで暮らしてみたい」という思いが強くなり8月末からアスヘノキボウでインターンをさせてもらって3月までお世話になります。
〜教育インターンに参加した経緯〜
私は大学で教職課程を履修しております。外国語科の英語・フランス語を習得予定です。
大学に通っているときは塾の講師として2年半ほど勤務しており、「教育」や「第3の居場所」「コミュニケーション」は意識せずとも自分の中でのキーワードでした。
もともと私が女川に出会ったきっかけも教育系のプログラムだったこともあり「女川」での教育に対する情熱や、地域の巻き込み方に非常に関心を持っています。
そこで今回教育インターンプログラムに参加させていただくことになりました。
〜活動内容〜
女川向学館での活動内容
向学館では、主に小学生・中学生の学習サポートを行っております。
目がキラキラしている小学生と一緒に勉強したり遊んだりしている時間は、とても貴重だなと感じております。全く予想のつかない子どもたちの言動や考え方、そして元気いっぱいな姿で全力で向き合っているところからもパワーをもらっています。
つなぐの保育所プログラムでの活動内容
つなぐでは、保育所でキッズスポーツのプログラムに取り組んでいます。
特徴は「褒めることを通じて子どもの自己肯定感を上げる」こと。どんなに些細なことでも「いいね!」「素敵!」など子どもたちの自己肯定感を高められるような取り組みを行なっています。
私は特に保育所でのプログラムにおいての自分自身の振る舞い方・接し方を学ぶことがとても多いです。先ほどの向学館でのインターン内容でもお話ししたように、今まで接することのなかった保育所の3〜5歳の子どもたちにとってどんな言葉で伝えるのがためになるのか、どんな風に一緒に体を動かすと楽しさを覚えさせることができるのか、年齢の違う子どもたちの目線になって頭をフル稼働して参加しています。
活動を通しての心境
何よりもこのインターンの魅力は教育現場と「外からの視点」で関われることだと思います。正直、私は子どもや自分のよりも歳が下の人と関わるのは得意ではありません。ですが、こうやって参加できているのは学校などの公教育機関を「外」から見ることによって、客観的かつ子どもとの関わりの中で生まれるコミュニケーションや学びを感じ取りやすい組織で動けているからだと思います。
現代の教育現場は、「長時間労働」や「教員採用試験の定員割れ」など直接的な内部から関わる人材の不足に頭を悩ませている方も多いかと思います。
「子どもたちは好きだけど、教員になるのはちょっと、、、「教育現場で働く人たちの雰囲気や声を聞かないと将来のキャリアを想像するのが難しいな、、」などの不安を「外からの視点」で見ることによって、よりリアルにそして何より楽しく!子どもたちと関われると思います。
実際に女川町に滞在して、女川町の持っている魅力を生活しながら感じ取りつつ、教育現場に携わり、そして何より女川の人のあたたかさを感じることができるプログラムです。
このページを見てくださっているそこのあなた、この縁で「女川の子どもたち」と関わってみませんか👀
女川教育インターンプログラムについての詳細はこちらをご覧ください。