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HOTATE Camp 2024参加者インタビュー『興味のあることが見つかった』

HOTATE Campは、震災後多くの起業家を輩出してきた宮城県女川町で開催される、未来の起業家や探究心旺盛な東北の高校生・大学生のための特別プログラムです。
『あたらしいスタートが世界一生まれる町へ。START!ONAGAWA』をスローガンに掲げる宮城県女川町で、身近な地域の課題を解決するためのアイデアや探究したいことを考え、それらを計画し、遂行する方法を学びます。

今回は、HOTATE Camp2024に参加した学生の声をインタビュー形式でお届けします。実際にプログラムに参加した学生は何を感じたのでしょうか?

第2回目は長曽凜也さんにお話をお聞きしました!

インタビュアー:アスヘノキボウインターン生 小林

HOTATE Campについてはこちらをご覧ください↓👀

長曽さんのプロフィール(2025年1月現在)
神奈川県横浜市出身、さとのば大学在学。
趣味はサッカー。広瀬さんと同じく見るのもするのも好きだそう。現在は女川に暮らしている。

プログラム初日の様子

興味のあることが出てきた

(小林)
本日はよろしくお願いします!
早速ですが、HOTATE CAMPに参加しようと思ったきっかけや理由を教えてください。

(長曽)
知人に紹介されたことがきっかけです。
将来自分のやりたいことを実現させるためにも若手起業プログラムで色々学びたいと思い、参加を決意しました。

(小林)
そうなんですね。
将来やりたいことは具体的に決まっていますか。

(長曽)
明確にやりたいことは決まっていませんが、自分に合ったものを見つけられればいいなと思いました。HOTATE Campを通してやりたいことが完璧に見つかったわけではないですが、興味のあることが出てきて選択肢を増やすことができました

(小林)
それはよかったです!
このプログラムにはどのような思いで参加しましたか。

(長曽)
私は将来、選択肢の1つとして起業を考えています。そのため起業というキーワードが入った起業支援の前進となるプログラムに参加することにはすごく期待の気持ちを持っていました。
プログラムではケーススタディも行い、学生のうちに起業している人の実例が知ることができてよかったです。

(小林)
そうですね。
学生のうちから起業について具体的に考えられる機会は貴重だと思います!

改めてHOTATE Campの魅力とは?
①リアルな起業家の声を聞く
② UCバークレーのCenter for Cities + Schoolsが開発したY-PLANを体験
③最大5万円のシードマネー支給
学生のうちから様々なことに挑戦できます!

循環が好きだと気づいた

(小林)
ここからは今回、実際に取り組んだ活動についてお伺いしていきます!
長曽さんは今回、どんな活動を行いましたか。

(長曽)
海洋ゴミの現状について調べ、それをうまく活用し製品に変えるというワークショップを行いました。ワークショップでは実際に女川町の出島に行ってプラスチックゴミを拾い、そのゴミを使ってキーホルダーに変えるということ参加者と行いました。

(小林)
面白そうですね。
なぜその活動を行おうと思ったのですか。

(長曽)
普段SNSを見ているとふとゴミを再生したり、ゴミの形を変えて新しいものに変えたりという動画ばかりを見ていることに気づきました。その時、もしかすると自分はゴミの『循環』が好きなのではないかと考えるようになりました。

(小林)
スマホでつい見てしまうものに興味のあることが潜んでいることも多いかもしれないですね。
それに気づき、そこから行動に移しているのは素晴らしいと思います。

(長曽)
今までがそうだったわけではありません。
今まで興味を持ったことに対して深掘ったり、行動に移したりしてこずにすぐに冷めることがよくあったので、この機会にせっかくだし詳しく調べてみよう、深掘ってみようという気持ちになりました

(小林)
たしかに私も興味で止まることがあるかもしれません。
深掘ってみるのも大切ですね。

キーホルダー製作の様子

やりたいことを実現しやすい

(小林)
今回、SNSをきっかけに興味のあることを深掘って活動してきたと思いますが、スタート時に自分のやりたいことが明確になかった時にどのように見つけていきましたか。

(長曽)
まず今回の企画の概要書で原体験という欄があり、そこに自分がどういうものに心が動くか、どのような環境が好きかというものを書いていきました。その時に小さい頃の自然の中での体験が思い浮かび、自分が大切にしているのは自然だということを改めて認識しました。そして、そこから自分にとって大切な自然をどのように守れるかを考えた時に『循環』だと思い詳しく調べていきました。

(小林)
なるほど。
原体験があって今回の活動に取り組んだのですね。
そして『循環』に着目して活動を行なっていったと思いますが、START ONAGAWA FOR YOUTH(※)があることで実践できたことはありますか。

(長曽)
プログラムの実行はとてもやりやすくなりました。特に学生ではやりたいことはあるけど学業に専念している人やあまりお金をかけられない人もいると思うので事務局のサポートやシードマネーの存在はやりたいことを実現しやすくなるのでとてもありがたいと思います。

(小林)
やはりやりたいことがあっても実行まで移せない人がいると思うのでHOTATE Campに参加することで行動に移しやすくなりますね。

細かく刻んだプラスチックからキーホルダーへ

やりたいことを明確にしやすい

(小林)
サポートがあることで実現しやすくなるというお話がありましたが、今回実際に参加して事務局のサポート体制はどうでしたか。

(長曽)
やりたいことが見つからない時にはしっかり考える時間を設けてアドバイスをくださるので、やりたいことを明確にしやすいと思いました。

(小林)
やりたいことを無理に見つけるのではなく、しっかり考えて見つけていけるのがいいですね。
今回長曽さんは起業というキーワードに惹かれて参加してくれましたが、このHOTATE Campをどのような人におすすめしたいですか。

(長曽)
まずはやってみたいことがある人です。シードマネーや事務局のサポートもあり、やりたいことにどんどん挑戦できるのでとてもおすすめです。
逆に、やりたいことが明確に決まっていない人も一緒に考えてくれる仲間や大人の存在があるのでいつかやりたいことが出てくると思います。とりあえずやってみるという勢いで挑戦してみるといいと思います!

(小林)
たしかにやってみたいことがある人もない人もどちらも成長を感じられるプログラムになっていますね。

(小林)
本日はありがとうございました。
引き続きやりたいことに向かって頑張ってください!

最終発表の様子

まとめ

今回、長曽さんは小さい頃の原体験から感じた自然の大切さをもとに活動を行なってくれました。海洋ゴミの現状やゴミ拾い活動を行う中で、改めて自然を大切にしていかないといけないことを感じたようです。

今回のHOTATE Campをきっかけに、海洋ゴミの現状を色々な人に知ってもらえるよう引き続き活動していきたいとのことでした。
『循環』
これからも様々な循環に着目して活動をしてほしいと思います。

学生でもやりたいことが見つかっている人、見つかっていない人、もちろんいると思います。このHOTATE Campではどんな人でも必ず成長を感じられるプログラムになっています。
来年も開催予定ですのでお気軽にお申し込みお待ちしております!

START ONAGAWA FOR YOUTH とは?

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