『創業本気プログラム2024』part7〜集大成〜
みなさんこんにちは！
アスヘノキボウインターン生の小林菜月です！🌙
インターン生活も1月末で終わってしまうということでまだ実感が湧かないですが、やり残したことがないように最後まで駆け抜けようと思います✊
少し自分のことを話してしまいましたが、創業本気プログラムも1月19日（日）に最終回を迎えました！これまでnoteで毎回活動レポートを書いてきましたが、今回が最終回となりますのでぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです…！☺︎
改めて創業本気プログラムについて👇👀
【創業本気プログラムとは？】
『最高の学びを地方で創業を志す全ての人に届けたい』という想いで作られたプログラムで、本気で創業したい人向けに女川に限らず地方で起業を目指す人を対象に支援するプログラム。
最終回となるDay7はこのような流れで行われました！
10:15~12:00 メンタリング
12:00~13:00 ランチ
13:00~16:30 最終プレゼンテーション
約4ヶ月間向き合ってきた創業本気プログラムも今回で最終回を迎えました！町長をはじめ女川で活躍している方々にも多数ご出席いただき、参加者の皆さんは緊張した面持ちでしたが素晴らしい発表の数々でした！👏
今回は参加者の皆さんの発表をいつもより長く深くレポートしていこうと思います！✊
メンタリング
ここではそれぞれのメンターさんによる発表前最後のメンタリングが行われました…！発表直前ということもあり、メンターさんも今まで以上に熱くなりながら参加者の皆さんと向き合っていました！参加者の方からはすごく緊張と不安を感じた一方、これまでの集大成ということもあり気合いも伝わってきました！🔥
中には発表直前ということを感じさせないくらい冷静な方もいましたが、そういったところも個性が出ていていいな〜と思いました！笑
今回の4名は本当に個性豊かな方々が集まっているなと改めて感じた瞬間でした！🙋♀️
ランチ
そして今回のランチもメンターさんと一緒にお話しながらのお食事でした🍴今回もシーパルピアの中のお店でテイクアウトをして食べましたが、参加者の皆さんは本当に直前まで最終調整をしていたのでお昼には食べず、最終プレゼンテーションが終わった夕方に食べている方がほとんどでした！私は発表をしたわけではないですが、もしあったら緊張で喉を通らないだろうな〜と思いながら見ていました…！😭
しかし、皆さんがギリギリまでメンターさんと向き合っている姿を見て、この創業本気プログラムにかける思いであったり、自身の事業に対する思いがすごく伝わってきました🙆♀️
最終プレゼンテーション
いよいよこれまでの集大成となる最終プレゼンテーションです…！
今回は女川町長をはじめ、女川町で活躍する方々や当日創業本気プログラムに興味を持って足を運んでくださった方々など多くの方にご出席いただきました！👏
最終プレゼンテーションでは参加者の皆さんの発表に加え、質疑応答も行われました！🙌
2024年度の創業本気プログラムは全参加者が女川で起業したいという方々でしたが、果たしてどのようなプレゼンテーションになったのでしょうか…？
ここからはそれぞれの最終プレゼンの様子を詳しくお伝えしていきます！✨
女川ファンを増やしたい
トップバッターは最初から変わらず坂本奈々さん！
坂本さんは2023年に女川に移住した方でとっても女川愛に溢れている方！🫶
そんな女川愛の大きさがいつしか「女川ファンを増やしたい！」という気持ちに変わり、今回の最終プレゼンでは女川町に訪れた方と女川町民との出会いを生み出す場”ゲストハウス”を作りたいという思いから事業を発表していただきました！👏
坂本さん自身が女川町の「人」に魅力を感じて移住を決断したということもあり、まだ女川をあまり知らない方々に女川の「人」と関わるきっかけづくりをしたいという強い思いがあるそうです！
最初の頃からそのような思いがあることはすごく伝わってきていましたが、最終発表では具体的な収支計画やスケジュール、集客の部分にも触れていて、よりイメージが湧きやすくたくさんの人が利用する場所になってほしい！という気持ちになりました！🙋♀️
坂本さんは中間発表の頃は事業内容を大きく変えようとしていて迷走していた時期もありましたが、最終プレゼンではトップバッターにも関わらず堂々とした発表で素晴らしかったです！！✨
応援したい！開業が待ち遠しい！と思った女川の方々も多いのではないでしょうか？！
トリガイを女川から日本、世界へ
2番目に発表してくださったのは長谷川翔亮さん！
長谷川さんは女川で地域おこし協力隊として活動されている方で貝への愛がとっても強い方！🐚
とても異色の経歴を持つ方で海外の大学で環境学について学んだのち、Uber Eatsの日本での拡大などに関わり、現在は女川町の地域おこし協力隊として活躍しています！なぜこのような経歴を持つ長谷川さんが女川町に移住してきたのか…。それはこれから行おうとしている事業であるトリガイの生産にぴったりだからだそうです！🙌
環境学を専攻していたということもあり、環境負荷の低いタンパク源に着目したときにトリガイに行き着いたそうです🦪
そんなトリガイですがまだまだ生産の過程が確立されていないようで…😭そのため長谷川さんは現在、ほぼ毎日トリガイの生産のための研究に奮闘中です！
ほんの小さな条件の違いで失敗もある繊細な貝なのでかなり辛抱強く取り組んでいくことが必要にはなりますが、長谷川さんの今までの経験や知識、気持ちがあればきっと成功すると思います！！頑張ってほしいです✨
海洋資源の有限性を伝える
3番目に発表してくださった方は太田悠介さん！
長谷川さんと同じく女川で地域おこし協力隊として活動されている方です！🙌
普段は出島を拠点に活動をしており魚がとっても大好きで、Face the Fishという活動で釣り文化を残していくための釣り体験教室など魚といつも向き合っている印象です✨
そんな太田さんですが毎日魚と向き合っている中で、魚の命について考え、敬意を持つと同時に魚や海の問題もより鮮明に見えてくるようになったそうです…。そこで太田さんは今回、魚の大切さに気づいてもらえるきっかけを作りたいという思いから事業を考え発表してくださいました！その中で太田さんが行っていこうとしているのがフィッシュレザーです！🐟
最終発表の際には実際に魚の皮から作られたサンプルを触ってみましたが、すごく魚の鱗を感じられ、魚によっても鱗の形が変わってくるので面白いな〜と思いました！☺︎
色々なお魚のフィッシュレザーを見てみたい！という気持ちになりました🙋♀️
太田さんの「生涯魚と向き合う」という強い気持ちを持っていれば絶対に大丈夫だと感じました🙌
価値観を揺さぶりたい
最後に発表してくださったのは芳岡千裕さんです！
芳岡さんは女川に本格的に移住して5年目を迎え、普段は子育てをしながらフリーランスとしてお仕事をしています…！その他にも女川で活発的に活躍されています🙋♀️
そんな芳岡さんは今回、旅行業にチャレンジしようとしています！背景にはご自身が女川に移住して感じた不安があるそうで、いわゆる「都会」、「田舎」という区別がある中で、女川町で自信を持って子育てをしたい！そして都会の子ども、大人に地方に触れてもらって価値観を揺るがせたい！という気持ちを持つようになったそうです…！そして実際に芳岡さんは行動に移し、今までに子どもを対象としたサマーキャンプを行い、満足度の高いプログラムを行うことができたという実績があるようです！
しかし、旅行業で黒字を出すのにはかなり辛抱強く取り組む必要があるそうで、今は模索しながらできることから取り組んでいくようです…！
多少時間がかかったとしても持ち前の行動力できっとうまくいくと思うので頑張ってほしいですね！✊
まとめ
ひとまず参加者の皆さん約４ヶ月間本当にお疲れ様でした！🙇♀️
４ヶ月間の中で挫折しそうになる瞬間があったかと思います…😭
私も一緒に伴走してきて正直こんなに困難な点がたくさんあるとは思いませんでした…。でもそんな過程を乗り越えてきた参加者の皆さんはとっても強いと思いますし、皆さんの勢いを見ていると今後もきっと大丈夫だろうなという気持ちになりました！
最初の頃はどこか自信がない部分が見えた皆さんでしたが、最終発表ではとっても堂々とした皆さんを見ることができて本当によかったです！🙌
女川の未来は明るいな～と終わった今も感じています…！☺︎
この期間を通して女川は挑戦が歓迎される場所だと心から感じました！
どこで起業するにしても女川で創業本気プログラムに参加してたくさんの方々に助言をもらいながら取り組めるのは大きな価値だと思います😌
来年度も開催予定ですので、ぜひチャレンジしたい方々は参加してみてください！
（私もいつか参加できたらいいなあ・・・）