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あなたに、届けたい。~「あて書き」クリエイター
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ちいさいころから、手先でちまちま
何かをつくることが好きな子どもだった。
そして大人になった今も、
余暇にアクセサリーやテーブルウエアをつくることが、わたしのささやかな楽しみである。
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わたしのモノづくり(作品)には必ず、「モデル」がいる。
脚本家が役者に「あて書き」をするように、
○○さん(実在)はこんな色の、こんなデザインが似合いそう!
と妄想しながらモノをつくるのが、たまらなくたのしい。
しかもその妄想は、
モデル本人、またはその周囲のごく親しい人達のイメージからかけ離れているほど、おもしろいと感じる。
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人(わたし)がつくって、
人(大切な誰か)に使ってもらうのだから、
その人を輝かせる、ますます魅力を惹き出すモノでなくては意味がない。
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このことは、最近はじめた写真(カメラ)も然り。
ポートレイト、風景、テーブルフォト、いろいろなジャンルを撮るのだが、
写しとられた人、風景、モノが、
それ自身の魅力をますます引き立たせる構図を工夫することが、
カメラマン(なんちゃって)の醍醐味だと思っている。
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モノづくりって、ほんとうにおもしろい。
モノを通して、実は、人と人との繋がりを紡いでいるのだと感じる。
そうやって考えると、
元来はかなりの人見知りのわたしだが、
実はたいそうな”人たらし”、なのかもしれない。
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そんなことを考えながら、
今日もいそいそ、
モノづくりにいそしんでいる。
それが、わたし。