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更年期女性のための疲労から回復する方法
先日「看護師mikakoの更年期チャンネル」にゲスト出演させていただきました。
mikakoさんは更年期の女性が健康で自立した道のりを歩めるよう、YouTubeで動画を発信しています。
noteでもブログで情報を発信しています。
更年期と更年期障害はセットなのだろうか
更年期というと【更年期障害】という言葉も一緒に頭に浮かぶ方が多いと思いますが、そもそも更年期に女性の身体かどのように変化し、何をする時期なのかを知っている方は少ないのではないでしょうか。
私たちは更年期についてネットやテレビで情報を得ることが多いですが、多くは【更年期障害】により辛い時期を過ごさなければならない、と感じさせる内容が多いように思います。
そして更年期そのものについて発信している方はあまりいません。
更年期自体を知ること、つまり更年期についてどのような情報をもっているかで、更年期の捉え方は変化し、40代、50代の過ごし方が大きく変化します。
更年期女性と疲労
更年期になると疲れやすくなる理由としてこの3つが考えられます。
1.加齢による筋肉量の減少
2.女性ホルモンの急激な低下によって自律神経が不安定になる
3.家庭や社会での役割が大きい
mikakoさんはご自身のまわりでも疲れている女性が多いと感じていることから、今回慢性疲労について発信しているわたしに、更年期女性の疲労の予防や回復に役立つ発信を一緒にしようと声をかけてくださいました。
わたし自身が更年期であり、日々疲労を感じ生活しています。
疲れすぎて人生を終わらせようと考えた時期もありました。
わたしが疲労とどのように向き合い、どのようなケアしているかという情報が、少しでも必要な方へ届いて欲しいと思います。
健康な女性が創る社会
健康の定義については100人いれば100通りの定義があると思います。
ここではWHOの定義を引用します。
「健康とは、肉体的、精神的、及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」としています。
更年期女性にあてはめて考えてみると、更年期特有の症状があったとしても心と身体は充実していて、家庭や社会においていきいきしている女性というイメージでしょうか。
日本の人口は減り続けていて、40代、50代の女性が家庭や社会で果たす役割は増え続けると思います。
今までは男性中心の、仕事に時間をかけ、時間をかければかける程成果が得られるという社会の構造がありました。
しかし女性が社会に進出するということは、子育て・家事・介護をするために時間の制約が出てきます。そもそも子育て・家事・介護は女性だからするものでもないということに気づき、パートナーや地域の人たちと協力されている方もたくさんいるでしょう。
更年期において心と身体の変化を感じながらも、たくさんの役割をもつ女性に必要なのは、心と身体の疲れを回復する方法をもつことだと思います。
心と身体のセルフケアができる女性が創る社会は、性別や年齢にかかわらず多くのひとが生きやすい社会になるでしょう。