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モノクロ世界から少しだけ色がつきはじめたこと

もう何年も前から抜け出せなかった「モノクロの世界」から少しだけ色づき始めたような気がしている今日この頃

私の周りにはインフルエンサーがいたり、企業で成功した方がいたり、メディアに紹介される人が何人もいて、その人達が日々まぶしくみえていた。
その反面、まぶしい人たちを羨ましいと思いながらも
それができない自分に対して虚しさを覚えていた

私ってなにもできない
好きなことを仕事にしたいと思うけど
仕事にできるほどの能力や知識はない
周りがうらやましい

劣等感に締めつけられる

死にたいと思ったことはない
けど心から幸せと思えることもしばらくなかった。
趣味の時間 そこそこ楽しい
美味しいもの食べる 美味しい
人と会える 楽しい
でもそのあとに来る喪失感

いつからこんな感じになってしまったんだろう
抜け出したくても解決方法がわからない
泥沼にはまった気分

抜け出すきっかけとなったのはカラーセラピーを受けたとき
「写真を撮ってPRすることは私は苦手。だからできているあなたはすごい」
と言われたこと。
すごくなんかない、だって全然フォロワーいないし発信しても
どれだけの人が見てくれているかわからない
こんなの褒められても虚しい・・・と。

でもものは考えようで

・写真を撮るのが好き
 →インスタのフォロワー700人程度しかいない
  →でもいいねの数は200~350程度つく 
   フォロワー数に対してのいいねの割合が多い
   →見てほしい層には見てもらえてる

・山登りが好き
 →ガイド等の専門知識や危険な範囲もわからない
  →でも登ったことがない人からすると山に登れてすごい
   →山登りたい初心者の子に山登りの基礎と魅力は伝えられる 

等、特別すごいことではないし、むしろ劣等感を感じていたことが
少し遠くから見たら意味があることに見えてきた

理想を求めて自分の好きなことが嫌いになってしまう

そんなの悲しい

理想と現実との間
今の自分を振り返って認めて
褒めてあげる
それは他の人からしたら大したことがない小さなことでもいい

理想を見るのはいいけど
上ばかりみていると疲れてしまうから
たまには休憩

少し離れたところから見たら
自分の「好きなこと」に少しは自信がつくかも
自信がついたら、理想に一歩近づけるのではないかな

今でももやっとする日は続くけど
今はやりたいこともたくさんできて
好きがどんどん増えている

モノクロ世界から
少しだけ明るい色が見えてきた


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