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人の評価に左右されるな!――西田幾多郎に学ぶ、潜在意識と自己信頼の力

あなたが「できるかどうか」を決めているのは、誰なのか?

もしかして、他人の評価や、世間の基準に縛られていませんか?

「すごいね」「それは無理だよ」「才能がある」「向いてない」

こんな言葉を、まるで「真実」のように受け取ってしまうことはありませんか?

でも、そもそも「評価」って一体なんなんでしょうか?


評価とは、主観のフィルターでしかない

明治時代の哲学者・西田幾多郎が残した『善の研究』という本があります。

この本の中には、ある重要な示唆が込められています。

それは――

「私たちが認識する世界は、すべて主観のフィルターを通している」

つまり、「絶対的な評価」や「揺るぎない価値」なんて、そもそも存在しないのでは?ということ。

この視点に立つと、あることに気づきます。

ぼくたちが普段「事実」として受け取っている評価や価値は、
すべて誰かの「主観」を通して作られたものに過ぎないということです。


成功か凡人か、それも単なる「解釈」にすぎない

例えば――

「この人は成功者だ」
「この人は凡人だ」

一見すると、そこには絶対的な基準があるように思えます。

でも、それは誰かが見た「一つの解釈」に過ぎません。

Aさんにとっては「成功者」でも、Bさんにとっては「つまらない人」かもしれない。

Cさんから見れば「すごい!」と思うことでも、Dさんには「普通じゃん?」と思われることもある。

そう、「評価」は見る人の数だけ存在するものなのです。


潜在意識が世界の見え方を決める

ぼくたちは無意識のうちに、他人の評価や社会の基準を「事実」だと思い込んでしまいます。

でも、ちょっと待ってください。

本当にそれは「事実」でしょうか?

実は、ぼくたちが世界をどう感じるかは、「潜在意識」というフィルターを通して決まるのです。

例えば、

  • 「自分には価値がない」と思い込んでいる人は、どれだけ褒められても「お世辞だ」と受け取ってしまう。

  • 逆に、「自分は価値がある」と思っている人は、どんな逆境でも「自分にはできる」と信じることができる。

つまり、現実そのものが変わるのではなく、「自分のフィルター」が変わることで、見える世界が変わるのです。


あなたの未来を決めるのは、他人ではない

ここで、もう一度考えてみてほしいのです。

「誰かの評価」に振り回されていることはありませんか?

「才能がある」「才能がない」
「向いてる」「向いてない」

でも、それを決めるのは、本当に他人なのでしょうか?

もし、「評価が主観である」とするならば――
何ができるか、何をすべきかは、すべてあなた自身が決めていいのです。


あなたの未来は、あなたが決める

「自分には無理だ」と思えば、その通りの未来になる。
「自分にはできる」と思えば、潜在意識がその未来を引き寄せる。

結局――

「あなたがどう生きたいか」を決めるのは、あなただけなんです。

誰かの評価に振り回される人生は、もう終わりにしませんか?

あなたの価値は、他人の言葉ではなく、あなた自身の意識が決めるのです

この記事が、あなたの人生に少しでもヒントを与えるものになれば幸いです。

📢 お知らせ
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🎥 https://youtu.be/URao2KglkMQ

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