辻一花先生の『未来予測占星学入門〜幸せに生きるための予測技術〜』が発売されています
昨日、書店で辻一花先生の『未来予測占星学入門〜幸せに生きるための予測技術〜』と云う本を見つけ、買ってしまいました。何かを買おうとしたとき、カード占いでOKと出ていたとしても、なんか買えなかったり、保留にしてしまうこともありますが、逆に買わずに立ち去ることはありえないように感じることもあります。この本もそんな感じで買いました。この本を買う前に、買おうかなと思っていたものを保留にしたのは、この本を買うためだったのかなとも思ったりします。
プログレスとかソーラーアーク、トランシット、マンデンなどの本です。日本語で読めるこういう本が出たのは好ましいことだと思います。
昨日は、プログレスが必須みたいなことが書いてあるので、手始めにエフェメリス(天文暦)を見ながら、プログレスの太陽が、星座移動をした時の年齢や、ネータルの金星や木星と同じ度数になった年齢・時期を回想してみましたが、なんかピンとくるものがなかったのです。別にこの本が悪いとかそういうことではないと思いますが。またゆっくり見てみたいと思います。
まだ全部読んでいないのですが、マンデンについても、見るべきところが書いてあるようです。また、辻先生は近々、外国の先生が書いたマンデンの本を訳して出されるそうなので、それも好ましいと思います。
ただ、受け止め方の問題かもしれませんが、辻先生の文章を読んでいると(占星術による未来予測の素晴らしさを伝えたいからなのでしょうけど)、未来予測の占星学を用いないのは人間ではない(もちろんそういう言い方はしていないけど)と言われているような気がして、ちょっと気分が重くなりました。
基本的にはいい本だと思います。未来予測について日本語で読める本は少ないですし、ルル・ラブア先生の『占星学』とか、鏡リュウジ先生の本に、プログレスやトランシットは出ていますが、しっかりした本というのが日本ではあまりないように思いますし。
【後日加筆】
マンデンのところを読んでみました。マンデンはこの本の一部ですが、読むべきところが押さえてある、有益な本だと思います。
日本語で読める本は松村潔先生他の『マンディーン占星術』くらいしかありませんでしたので、とても好ましいことだと思います。『マンディーン占星術』は、読むところはもちろんありますが(無価値な本ではない)、教科書的には使いにくいので。ただ、洋書の文献目録としてはすごく面白いです。
『未来予測占星学入門〜幸せに生きるための予測技術〜』にも推薦図書の紹介があり、それも良いと思います。一部を除き読んでいないので紹介されている本の良し悪しのコメントは出来ませんが。